Honda HRC、鈴鹿8耐にSBKライダーのイケル・レクオーナを招集「決勝では勝ちたい」

0

2025年06月20日 19:10  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

イケル・レクオーナ(Honda HRC)/2025鈴鹿8耐テスト
 6月20日、ホンダはSNSにて2025年のFIM世界耐久選手権(EWC)第3戦鈴鹿8時間耐久ロードレースにおいて、未発表となっていたHonda HRCの第3ライダーにWorldSBKライダーのイケル・レクオーナを起用すると発表した。

 2018年に10年ぶりにファクトリー(ワークス)チームを復活させ、鈴鹿8耐では2022年、2023年、2024年と3連覇を達成して圧倒的な強さを誇っているTeam HRC。2025年はHonda HRCとして挑み、ゼッケンは30を掲げて4連覇を目指すこととなる。

 毎年強力な体制を敷いているが、今季のライダーラインアップにおいては、6月16日にホンダが体制発表を行っていたが、高橋巧とMotoGPライダーのヨハン・ザルコのみ明らかにされていた。そのなか、6月18〜19日に鈴鹿サーキットにて実施されたテストでは、WorldSBKライダーのレクオーナが参加。初合流ながらも、最後のセッションでは2分05秒395と2番手に0.6秒差をつけて好発進を決めていたこともあり、正式に起用へ至ったようだ。

 レクオーナはMoto2クラスとMotoGPクラスを経て、2022年からWorldSBKに参戦しているライダーだ。同年2022年にはTeam HRCより鈴鹿8耐にも参戦し、長島哲太と高橋の3名で参戦し優勝に貢献した。優勝経験もあり、2度目の参戦となる今季も活躍が期待されている。

 そんなレクオーナは鈴鹿8耐テストを終え「トップ10トライアルで良いタイムを記録して、決勝では勝ちたい。鈴鹿8耐で2回勝ったスペイン人はいないので、その最初のひとりになりたいと思っているよ」と意気込んでいる様子。

 体制が固まったHonda HRC、すでにテストでも総合トップで終えて幸先の良いスタートを切っているが、今季はどのような戦いぶりを発揮するだろうか。

[オートスポーツweb 2025年06月20日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定