国分太一活動休止で放送局も対応も「日本テレビの判断に横並びになるんじゃないか」

株式会社TOKIOは20日、コンプライアンス違反があったとして、国分太一（50）の無期限の活動休止を発表した。先だってこの日、過去のコンプライアンス上の問題行為発覚を受けて「ザ！鉄腕！DASH！！」を制作する日本テレビも、福田博之社長（63）が異例の会見に臨み、参加46媒体76人の報道陣の前で国分の降板を発表した。国分はレギュラー番組を多数抱えているが、休止や差し替えの動きが広がり、ジャパネットホールディングスは出演CMを差し止めた。また、県庁内に「TOKIO課」を置くなど、関係の深い福島県でも対応に追われた。

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国分太一が出演する番組を放送する日本テレビ以外の放送局も対応に追われた。MCを務めるトークバラエティー番組「世界くらべてみたら」（水曜午後7時）を放送するTBSは「事実関係を確認し、適切に対処します」とコメント。

テレビ東京は「今後予定している番組については、出演を見合わせることといたしました」とし、料理番組「男子ごはん」（日曜午前11時）MCで出演予定だった7月9日放送予定のテレビ東京系音楽特番「テレ東音楽祭2025〜夏〜」への出演を見合わせることを発表した。

MBSテレビは経済ドキュメンタリー「TOKIOテラス」（土曜午前6時＝関西ローカル）の21日放送分は休止。「（28日）以降の対応については引き続き検討している」とした。

BS10も冠番組「国分太一のTHE CRAFTSMEN」（金曜午後10時）の放送中止を発表した。また、ラジオではこの日放送予定だったJFN「国分太一Radio Box」（金曜午後9時）がホームページで番組休止を伝えた。

放送関係者などによると、各局間の編成ではある程度、出演者の不祥事などの情報を共有しているという。ただ今回、日本テレビが「重大なコンプライアンス違反」とし、詳細については開示していないことから、「各局、事務所に事実関係などを確認しながら放送の有無を判断することになると思う。日本テレビの判断に横並びになるんじゃないか」と話した。