限定公開( 1 )
国士舘大は21日、男子柔道部員6人が寮で大麻を使用するなどした疑いがある事件に関して、前日20日に行われた緊急会見の内容を一部訂正すると発表した。
「情報が錯綜しており一部正確ではない情報がございましたので、お詫びして訂正いたします」とのコメントを発表。本事案の認知および当該部員聞き取りの経緯について「6月13日(金)21時30分ごろ、電話による通報で大学側が認知しました。翌14日(土)に、国士舘スポーツプロモーションセンターの職員が柔道部指導者立ち会いのもと、当該部員への聞き取りを行いました」と訂正した。
会見では、13日午後10時半の点呼時に、学生から大麻を使用しているとの情報提供があったと説明。14日の聞き取りについても、寮の職員、大学の厚生課が対応し、柔道部関係者は除いて実施したと言及していた。
13日の発覚後、翌14日に事情を部員に聴いて警視庁に相談。同日付で部を活動停止にした。16日に対策本部を設置。同日に、警視庁は麻薬取締法違反の疑いで町田キャンパス内にある学生寮を、当該部員6人立ち合いのもと家宅捜索。大麻のような植物片や吸引器具を押収した。1年生2人、2年生4人が寮の中の一室で大麻を使用したと認めている。
大学は、警察からの正式な捜査結果が出るまでは、柔道部としての活動すべてを無期限で停止。大学日本一を争う月末28、29日の全日本学生優勝大会(日本武道館)は、出場を辞退することを決めている。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。