2025年4月時点で、広島県にある私立高校は約40校。男女共学や別学、大学付属校、通信制などさまざまで、普通科のほかにも多くの学科が開設されています。大学等への進学実績が優れているだけでなく、在校生や卒業生の活躍、ユニークなカリキュラムなど、注目ポイントはいろいろですよね。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、広島県在住の男性を対象に「注目度が高いと思う広島県の私立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
広島県にある私立高校のうち、県内在住の男性が「注目度が高い」と評価した高校はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位は、広島市西区にある「広島学院高校」で、得票率は12.4%でした。
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1956年、カトリック男子修道会であるイエズス会を母体として設立された、現在の広島学院高校。「Men for others, with others(他者のために、他者とともに生きる人間)」の育成を目指し、自ら考えて自ら動くことを大切にした教育を行う男子校です。フィリピンにあるイエズス会姉妹校との国際交流や、災害ボランティアなどの社会奉仕活動は、イエズス会教育の理念を形にした取り組みとして行われ、特色ある教育活動といえるでしょう。卒業生の進学実績も優れており、国公立大学や難関私立大学、医学科へも多数の生徒が進学。そうしたことからも、注目度の高い高校のひとつといえそうです。
第1位は、広島市中区にある「修道高校」で、得票率は15.0%でした。
1725年、当時の広島藩主・浅野吉長が白島稽古屋敷の一部に「講学所」を創始したことを起源としており、2025年で創始300周年を迎える歴史ある私立男子校です。現在の校名である「修道」は、広島藩7代藩主・浅野重晟が開設した「学問所」を、12代藩主・浅野長勲が場所を移して「修道館」と称したことに始まっています。卒業生の活躍もめざましく、ロンドン五輪や東京五輪に出場した山縣亮太さんや、岐阜大学学長の吉田和弘さんなど、優秀な人材が輩出。高い学力の養成はもちろんですが、校則を設けない自由な校風から生まれる「自治向上の精神」の育成も、そうした活躍に結びついているのかもしれません。
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