日本最大の湖・琵琶湖を擁し、自然と調和した豊かな環境が広がる滋賀県。そんな滋賀県では、地域に根差した丁寧な教育を行う公立高校が多く、進学先として支持される公立高校が多く存在しています。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、滋賀県在住の男女を対象に「子どもを入学させたい滋賀県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
滋賀県民から支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位は、得票率12.7%の「彦根東高校」でした。
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彦根市に位置する彦根東高校は、1876年創立の「第三大学区第十一番中学区彦根学校」を前身とする県立高校です。自立する力・伝える力・協働する力・創造する力などの生きる力を養い、世界で活躍できる人材、確かな行動力で未来を切りひらく人材の育成を目標としています。
2025年度に文部科学省から、学習指導要領などの教育課程の基準によらない特別の教育課程の編成・実施を可能とする「教育課程特例校」に指定。この制度を活用し、「GS(グローバル・サイエンス)」を冠する科目を設置するなど、特徴ある教育課程を編成しています。50分の7時限授業を採用しているほか、「夏期講座」「受験対策講座」などの特別講座の実施や、探究的な学びや教養を深める土曜講座「稽古館」の開設など、きめ細やかな教育を展開しているところも魅力。2025年度の大学入試では、国公立大学は滋賀県立大学・大阪大学、私立大学は立命館大学・龍谷大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
第1位は、得票率19.4%の「膳所高校」でした。
大津市に位置する膳所高校は、1898年創立の「滋賀県第二尋常中学校」を起源とする県立高校です。「遵義・力行」の校訓のもと、「自主自律」「文武両道」の精神を継承し、未来をたくましく切りひらく知性と教養ある人材、社会に貢献する志の高い人材の育成を使命としています。
これまでに約4万人の卒業生を送り出してきた、120年以上の歴史を誇る伝統校。文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定されているほか、学校設定教科「探求」の活動、京都大学・滋賀医科大学との高大連携事業、シンガポールでの海外研修など、さまざまな取り組みを行っています。2019年度にはヨット部がインターハイで優勝するなど、部活動も活発。2025年度の大学入試では、国公立大学は大阪大学・京都大学、私立大学は立命館大学・同志社大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
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