元吉本興業マネジャー樺澤まどか氏が初ファンイベント「楽しかった。こんなに味方がいるなんて」

元吉本興業マネジャーの樺澤まどか氏（30）が22日、都内で初ファンイベントを行った。

23年夏に「海外に住んでみたい」と宣言して吉本を退社。オーストラリアでワーキングホリデーなどに励み、約1年8カ月ぶりの一時帰国を利用して開催した。かつて担当していた、かまいたちのYouTubeチャンネル登場で名を広め、SNSなども人気に。イベントでは海外生活の報告や自身作詞作曲の楽曲「卑屈のうた」の合唱などで交流。「楽しかった。こんなに味方がいるなんて。また開催する時まで応援よろしくお願いします」と語り、拍手を浴びた。

渡豪後も活躍は続き、現地日本人向け雑誌の表紙登場やYouTubeチャンネル開設、アパレルブランド「Lipoy」も立ち上げた。現地での芸人活動支援のため、メルボルンで知り合った内閣府職員を吉本社員に紹介したこともあり「初めて吉本に恩返しできたかも」と笑顔。海外生活は続ける予定で、新天地候補はロンドン。マネジャー時代に自身の単独ライブの仕掛け人となった元社員男性もおり「英語圏ですし、欧州はまた違った経験ができそう」。10月までの日本滞在中はよく聞かれたというアニメや漫画の知識を「増やしたい」と意気込み、新曲制作への意欲も口に。「芸人さんが来たら英語で案内できるくらいペラペラになりたいですね」。自身のYouTubeを見て海外行きを決めた人に出会うこともあったといい「迷ったら行ってみること。私もそれで新しい目標ができました」とエールを送った。【松尾幸之介】

◆樺澤（かばさわ）まどか　1994年（平6）11月15日生まれ、群馬県出身。早大先進理工学部から早大理工学術院を経て19年吉本興業入社。大学ではロボット研究や科学技術を作ったアート作品制作などを行う。新人だった19年12月に吉本坂46（現在活動休止中）加入。かまいたち、とろサーモンらを担当。単独公演は21年6月初開催。22年8月には社員で初めてよしもと有楽町シアターで200人を集めての4度目公演を成功。23年8月退社。特技は創作ダンス。158センチ、血液型O。