『笑ゥせぇるすまん』実写ドラマ化、喪黒福造の役は誰が適任? モデルとなった大物司会者から考察

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2025年06月23日 08:00  リアルサウンド

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Prime Videoの公Xより@PrimeVideo_JP
■あの名作がドラマ化決定!

 藤子不二雄Ⓐの名作漫画『笑ゥせぇるすまん』が実写ドラマ化されることが決定した。全12話で、7月18日より3週にわけてPrime Videoで独占配信される。藤子のブラックユーモア作品の代表作であり、過去にアニメ化もされている人気作とあってSNS上でも話題を集めている。


 黒いスーツで全身を包んだセールスマン・喪黒福造が、悩める現代人の“ココロのスキマ”を埋めていくというオムニバス形式の作品。喪黒の“お客様”となる人物は皆、会社や家庭での人間関係がうまくいかなかったりと、何らかの悩みを抱えていることが多い。そんな困っている人々の願い事を、喪黒は叶えることができるのだ。


 しかし、喪黒の忠告を聞き入れなかったり、約束を破ったり、嘘をついたりすると、とんでもないペナルティを課せられてしまうのだ。大抵、喪黒の言うことを聞き入れず、不幸な目に遭ってしまうのである。そんな“黒藤子”ぶりが存分に発揮されたブラックユーモア作品として評価が高い。


 さて、喪黒はそのビジュアルが強烈なインパクトであり、「ホーッ、ホッホッホッホッ」という笑い声や、「ドーン!!」というセリフが唯一無二である。そんな喪黒を今回はいったい誰が演じるのだろうか。主演俳優はまだ発表されていないため、ネット上では予想合戦が展開されている。


 Prime Video公式SNSには、喪黒のシルエットが公開されているが、X上での予想をいくつか紹介しよう。


 「古田新太さんか遠藤憲一さんに演じてほしいな」


 「バナナマンの日村勇紀さんが現時点では適役」


 「梅沢富美男さんじゃないかな?」


 といった内容の意見があり、ほかにも伊集院光やロバートの秋山竜次を推す声もあった。個人的には、バナナマンの日村勇紀が雰囲気的にも体型的にもぴったりだと思うのだが、どうだろうか。


 なお、藤子が生前に語ったところによると、喪黒のモデルになったのは大橋巨泉なのだという。なるほど、言われてみれば雰囲気はよく似ている。また、1999年にテレビ朝日系列「サタデードラマ」枠でテレビドラマ化された際には、喪黒を伊東四朗が演じている。こうした事実も、キャスト予測のヒントになるかもしれない。


 1980〜90年代は藤子両氏の原作のアニメやドラマが多数放送されていた。近年、リバイバルブームで過去の名作がリメイクされる例が増えている。現代人にこそ、藤子のブラックユーモアは新鮮に映る可能性も高く、令和の時代にブームが起こるか、注目される。


 



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