
6月22日放送の『テレ東系 旅の日〜充電旅&バス乗り継ぎ旅で7時間SP〜』(テレビ東京系)でバス旅史上異例の事態が発生し、波紋を呼んでいる。
井ノ原快彦まさかのリタイア
21日と22日の2夜連続の特番だった今回の放送。22日に放送された第3区は滋賀県高島市から岐阜県の郡上八幡城まで約160キロをめざした。メンバーは“ミスターバス旅”こと太川陽介と、ゲストの高橋尚子と井ノ原快彦の3人だ。
毎回、ゴールに鬼の執念を見せる太川も今回は時間ロスも少なく、順調に乗り継いでいくことに成功。しかし、うまくいきすぎていたのか、太川は「このあと落とし穴がありそう、こんなに順調にいくわけがないんだから」と危惧。まさにその“予言”が的中する。
「なんと歩いている途中、井ノ原さんが膝を傷めてしまったのです。まだ初日だったのですが、長距離を歩くための靴ではなかったことが原因のようでした。高橋さんが傷めた膝にテーピングで応急処置を施し、一度は持ち直したものの、再び1人だけ遅れ始めてしまい、岐阜県に突入したところで無念のリタイア。
井ノ原さんは太川さんと高橋さんにはもちろんのこと、周りのスタッフにも“すみません”と申し訳なさそうに謝っていました」(テレビ誌ライター)
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太川は「君の分も頑張るから」と誓いながら井ノ原と固い握手を交わし、気を取り直して再出発していたのだが、この突然の“降板劇”にネットは騒然。
《充電は仕事あるからで抜けるけど、バス旅でリタイアは私は初めてみた》
《途中リタイアとか前代未聞だろ》
など、異例の展開に対するツッコミとともに、こんな不穏な憶測も飛び交った。
《国分の対応があるから?》
《ここで太一のこと知ったのか》
と、複数のコンプラ違反で無期限活動休止をすることになった『TOKIO』の国分太一への対応を、このとき急遽迫られたのではという指摘も寄せられたのだ。これについて芸能プロ関係者はこう語る。
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「現在、『STARTOENTERTAINMENT』の取締役CMOの任に就いている井ノ原さん。今回の国分さんの去就にも何らかの形でかかわっているものと思われます。
ただし、日本テレビが国分さんのコンプラ違反を覚知したのは5月27日のこと。バス旅は収録から放送まで1〜2か月と言われていて、放送は6月22日でしたので、おそらく放送と活動休止発表のタイミングが偶然重なっただけだと思います」
リタイアでも“成功”したバス旅に違和感の声
また、SNS上ではこんな声も。
《途中リタイアは失格のはず》
《足が痛いのホントなのかな なんかやらせっぽい》
テレ東系の他の旅番組の場合、足の負傷などで誰かが途中リタイアした場合はそのチームは失格になり、失敗扱いになる。
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「実際、2024年1月に放送された対決型のテレ東の旅番組では、女性タレントのみりちゃむが途中で足の不調を訴えてリタイアし、バス旅Zチームが失格になっています。ところが、今回のバス旅のリタイアシーンでは失格といった話は一切出ず、その後、ゴールの郡上八幡城に到着して“成功”しています」
本来なら失格になるはずなのに、何事もなかったように続けられたバス旅。まるで井ノ原リタイアの本当の理由は足の痛さではなく、放送では言えない“やむにやまれぬ事情”があったのではと勘ぐられたのも“国分説”が出回った一因かもしれない。
2007年から17年まで太川と漫画家・蛭子能収の名コンビで放送され、今も形を変えてオンエアされている人気番組『バス旅』。かつてはマドンナのマルシアが「帰る!」と言い出し、娘さんからの説得の電話で改心して続行したという伝説の回もあったが、途中離脱は“超異例”と言える。
絶妙なタイミングでの放送だっただけに、国分コンプラ違反の“飛び火”が井ノ原にも降りかかってしまったようだ。