柔道金ウルフ・アロンが新日入団 プロレスラーデビュー 来年1・4デビュー

0

2025年06月23日 20:50  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

ウルフ・アロン (C)Zeta Image
  2021年開催の東京オリンピック柔道男子100kg級金メダリストのウルフ・アロンが23日、プロレス団体「新日本プロレス」に入団することを発表。来年1月4日の東京ドーム大会でデビューすることが分かった。

【動画】ウルフ・アロンによる新日入団会見

 日本の柔道五輪金メダリストのプロレス転向は史上初。新日の棚橋弘至代表取締役社長は「本人から入団の強い希望をいただいた。プロレスへの本気の熱意と誠実な態度を見て、歓迎しますと伝えた」と明かし、自身の引退試合となる来年1月4日の東京ドーム大会でデビューさせる予定と明かした。ウルフ本人は「また新たな舞台にチャレンジできることに喜びを感じております。やり残すことなく柔道をやれたので、憧れであったプロレスの道に進ませていただきます」と話した。

 ウルフは個人7位に終わったパリ五輪直後の昨年9月、25年6月の全日本実業団対抗大会で現役引退する意思を表明。個人最終戦となった今年4月の全日本選手権は3回戦で敗退し、今月10日に開いた引退会見では今後について「ある程度、定まっている」とした上で「人に見られることが好きなので、そういうこと全てが選択肢になる。また話をする機会を設けたい」と話すにとどめていた。

 日本の柔道五輪金メダリストのプロレス転向は史上初。同じく五輪メダリストが新日本のマットに上がれば1997年の小川直也(当時所属はUFO)以来。また、日本の五輪代表で新日入団は、1992年のバルセロナ五輪レスリング代表の中西学以来33年ぶりとなる。
    ニュース設定