バルサがWGの戦力拡充へ…“北欧の名門”からU−21スウェーデン代表FWの獲得が濃厚か

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2025年06月23日 20:54  サッカーキング

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サッカーキング

バルセロナ加入の可能性が報じられたバルジ [写真]=Getty Images
 バルセロナがデンマークの名門コペンハーゲンから若手ウイング(WG)の補強を画策しているようだ。23日、スペイン紙『アス』やドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ハンジ・フリック監督に率いられたバルセロナは、公式戦60試合で174ゴールという欧州屈指の攻撃力を披露し、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国王杯)、スーペルコパ・デ・エスパーニャの国内3冠を達成。とりわけスペイン代表FWラミン・ヤマルとブラジル代表FWハフィーニャによる“両翼”は破壊力抜群で、ヤマルは18ゴール25アシスト、ハフィーニャは34ゴール25アシストという圧巻の成績を残した。

 しかし、デコSD(スポーツディレクター)は「我々はハフィーニャとラミンに大きく依存している。彼らに似た選手、解決策となり得る選手を探している」とウイング(WG)補強の必要性を強調。以前から関心を寄せていたアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に向けて動いており、選手本人とは2031年6月末までの6年契約を締結することで合意に達したとも報じられている。

 そんなバルセロナだが、コペンハーゲンからU−21スウェーデン代表FWルーニー・バルジを獲得するべく動いているようだ。現行契約が今年12月末までとなっている同選手に対しては複数のクラブが関心を寄せているものの、本人はバルセロナへの加入を望んでいる模様。個人条件については大筋合意に達しているものと見られており、クラブ間交渉は継続中ではあるものの、移籍成立の可能性が高まっているという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、交渉は最終段階に到達しており、今後数日間で詳細部分の調整が進む見込みとのこと。移籍金は200万ユーロ(約3億4000万円)に追加ボーナスを含めた金額となり、7月初めに契約を締結することが濃厚となっているようだ。

 現在19歳のバルジは2020年夏にコペンハーゲンの下部組織に加入し、2021−22シーズンにトップチームデビューを飾った。今シーズンは負傷の影響で欠場が続いたが、クラブ通算ではここまで公式戦通算84試合に出場し15ゴール1アシストをマーク。右WGを主戦場に活躍し、世代別のスウェーデン代表にも名を連ねている。

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