写真東京オリンピックで金メダルを獲得した柔道のウルフアロン選手(29歳)が6月23日、プロレスへの転向を発表した。
新日本プロレスへの所属を発表した会見のあと、自身のX(Twitter)を更新したウルフ選手は、改めて「このたび新日本プロレスと契約させて頂くこととなりました。先日、柔道の引退会見をさせて頂いたばかりですが、また新たな舞台に立てることに感謝しています」と新たな道を報告。
プロレスは「大学生の時、録画したワールドプロレスリングを見るのが日曜日の楽しみで、プロレスラーとして裸一貫で戦っている選手のカッコよさ、柔道とはまた違う魅せ方に魅力を感じていました。いつか柔道で思い残すことがなくなった時にはプロレスの道に進みたいと思っていました」と、かねてからの憧れだったそうで、「柔道では東京オリンピックで優勝するという最大の目標を叶えた後、パリオリンピックを最後にと決めて取り組み、パリオリンピック後のこの一年間を悔いなく柔道をやり切ることができたので、昔からの憧れであったプロレスの道に進ませていただきます」とつづり、「なぜプロレスかといわれると好きだからです。試合だけでなく、試合前、試合後、全ての姿を含め生き様を見せるのがプロレス、ウルフアロンを表現できるのがプロレスだからやりたいと思いました」とのこと。
そして「1.4東京ドームがデビュー戦ということが当たり前ではなく特例だということも自分で充分理解しています。柔道選手としてはトップで戦ってきましたが、プロレスラーとしては0の状態からのスタートです。この半年間の過ごし方を入念に考え、1秒1秒を無駄にすることなく準備し、全力で臨ませて頂きます」とつづった。
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