「愛の、がっこう。」© フジテレビ木村文乃とラウールが共演する新ドラマ「愛の、がっこう。」のポスタービジュアルが公開された。
本作は、主人公の高校教師・小川愛実(木村文乃)とホスト・カヲル(ラウール)が出会い、読み書きが苦手なカヲルに愛実が文字を教え始めることをきっかけに始まる“秘密の個人授業”を続ける中、次第に距離を縮めていくラブストーリー。
先日、昼の学校にいる愛実と、夜のネオン街にいるカヲルが背中合わせに立ち、真逆の世界を生きる姿が公開されたが、今回のポスタービジュアルでは、 同じ空の下、2人だけの世界にいるような姿が印象的。カヲルの手にはペンとノートがあり、2人の秘密の個人授業の一瞬が切り取られている。
また、愛実の髪もほどけ、どこか無防備な表情。ふと視線を外した愛実を、カヲルが情熱的に見つめている。
さらに、アザービジュアルも公開。
対照的なスタイルが、“すれ違うことすらないはず”の2人の関係性を象徴的に表現している。ポスターのアートディレクター・高垣美月は「昼と夜に暮らす真逆な2人が唯一交わる瞬間をマジックアワーの空で表現しています」と制作背景について語り、「2人の立場や性格の違い、誰の目も届かない場所でひっそりと、でも確かな恋が生まれてしまう瞬間をポスターから感じていただけるとうれしいです」とコメントした。
また本作の主題歌が、1月にメジャーデビューしたレイニの「Spiral feat. Yura」に決定。男女デュエット楽曲となっており、女性ヴォーカルには、新進の若手シンガー・Yuraが抜擢された。ドラマの世界観に溶け込むような混沌とした切なさの中に、ピュアで繊細な光が感じられるサウンドが特徴で、恋する2人が翻弄され、孤独や自分の中にある矛盾に気付いたとき、それは誰もが持ち合わせているものであり、否定することなく、ただ愛しいだけと受け入れればいいと、優しく情感のあるレイニの歌声にYuraの声がそっと寄り添い奏でている。
そして、7月5日(土)、6日(日)、7日(月)の3日間連続で第1話特別先行試写会を実施することも明らかになった。
第1話あらすじ
私立ピエタス女学院高等学校3年葵組の担任・小川愛実(木村文乃)は、生徒の信頼を得られず、授業中にトラブルを起こしてしまう。私生活では父・小川誠治(酒向芳)の紹介で出会った銀行員の川原洋二(中島歩)と結婚を前提に付き合っているが、内心モヤモヤとした気持ちを抱えていた。
そんな中、葵組の生徒・沢口夏希(早坂美海)がホストクラブにハマり、親のキャッシュカードを使い込んでいることが発覚。愛実と副担任の佐倉栄太(味方良介)は、夏希を連れ戻すために歌舞伎町へと向かう。
内心怯えながら、ホストクラブ「THE JOKER」の中へと足を踏み入れる愛実。そこでは夏希がホストのカヲル(ラウール)に恋人のように甘えており、夏希を発見した愛実は手を引いて連れ出そうとする。店内がザワつく中、カヲルは夏希をお姫様抱っこで別室へと連れて行く。家に帰ることを拒絶する夏希だったが、愛実と佐倉は彼女を強引にタクシーに乗せて帰宅させる。
夏希は7日間の特別指導処分となった。さらに愛実は、夏希の母から「今後一切夏希に連絡をしない」という念書をカヲルに書かせるよう、要求される。
カヲルに電話をする愛実。念書を書くよう伝えると、カヲルは「客として店に来れば書いてやる」と応える。愛実はテレビ局の報道部で働く友人の町田百々子(田中みな実)と共にホストクラブへと向かうが、それはすれ違うことすらないはずだった2人の恋の始まりだった…。
「愛の、がっこう。」は7月10日より毎週木曜日22時〜フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。
(シネマカフェ編集部)