J1で最下位低迷の横浜FM、大島秀夫ヘッドコーチが監督に正式就任…今季3人目の指揮官に

1

2025年06月24日 11:04  サッカーキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

横浜FMの新監督に就任した大島秀夫氏 [写真]=兼子愼一郎
 横浜F・マリノスは24日、大島秀夫ヘッドコーチが新監督に就任することを発表した。

 2025明治安田J1リーグで最下位に低迷する横浜FMに今シーズン3人目の指揮官が就任した。大島新監督は1980年3月7日生まれの現在45歳で現役時代に横浜FMでプレー。引退後は指導者として古巣に復帰し、ヘッドコーチやアシスタントコーチなどを経て、今月17日より暫定的にトップチームの指揮を執っていた。監督就任に際して、クラブ公式サイト上で次のようなコメントを発表している。

「まずは、この難しい局面を打開していくには、自分がやるしかないという気持ちでいます。とにかくJ1リーグに残留するために、自分たちが何をやるかをはっきりとさせて、横浜F・マリノスらしい闘いをみせていくことが、その道につながっていると思います」

「チームやスタッフだけではなく、ファン・サポーター、パートナー・スポンサー、横浜市・横須賀市・大和市の皆さん、マリノスファミリー全員の総力を結集し、一丸となって闘い、最後はみんなで喜んでシーズンを終えることができればと思います。引き続き、熱いサポートをお願いします」

 横浜FMは今シーズン開幕前、チェルシーやイングランド代表などでアシスタントコーチを歴任したスティーブ・ホーランド氏を指揮官として招へいしたが、開幕後の11試合でわずか1勝しか挙げることができず4月18日に解任。アシスタントコーチを務めていたパトリック・キスノーボ氏が監督へ昇格した。しかし、キスノーボ体制でも成績は上向かず、ここまで20試合を消化したJ1リーグでは3勝5分12敗の最下位に低迷。今月19日にはキスノーボ氏の解任が発表されていた。

 今回の監督人事について、西野努スポーティングダイレクターは次のようにコメントしている。

「このたび、大島秀夫ヘッドコーチを正式に横浜F・マリノスの監督に任命する運びとなりました。今、最も大切なことは、クラブがひとつになることです。気持ちをひとつにすれば、必ずこの難局を乗り越えることができると信じております。そのため監督の人選については、良い時も悪い時も知っていて、クラブ愛のある、覚悟をもった人を選びました。クラブがひとつとなり、是が非でもJ1リーグに残留するため、大島監督と残りのシーズンを闘っていきます」

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定