『夫よ、死んでくれないか』最終回より(C)「夫よ、死んでくれないか」製作委員会 俳優・安達祐実、相武紗季、磯山さやかのトリプル主演によるテレ東ドラマプレミア23『夫よ、死んでくれないか』(毎週月曜 後11:06)の最終回が、23日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【写真】夫婦並んでお弁当を食べる麻矢(安達祐実)と光博(竹財輝之助) 原作は、丸山正樹氏の『夫よ、死んでくれないか』(双葉社)。誰もが、結婚前にはいいことしか言わない。どうして教えてくれなかったのだろう、結婚した後に、激しい孤独や、生活の虚しさや、将来への不安を抱えることになるなんて。不倫夫、モラハラ夫、束縛夫…と癖の強い夫たち。そして妻たちに秘められた過去とは。先の展開が読めない復讐ドラマの集大成、結婚の本質と危うさに迫る危険なエンターテインメントを届ける。
夫・哲也(塚本高史)との離婚を決意した友里香(磯山)は、慰謝料の減額を懇願し、土下座して謝罪する夫に対して「一瞬でも好きだって思ったんでしょ。大切にしたいって思ったんでしょ。なのにどうして…」とこれまで言えなかった気持ちを吐き出す。そして「二度と眼の前に現れないで」と決別の言葉を投げる。
同じく離婚を決めた璃子(相武)と弘毅(高橋光臣)は最後の別れを迎える。しかし、赤信号で突っ込んできた車から璃子をかばって弘毅が事故に遭ってしまう。それでも璃子やお腹の子どもを心配する弘毅の姿に璃子は思いを新たにする。束縛しないことを夫に約束させ、「一緒に生きていこう」とやさしく声をかけた。
そして、夫・光博(竹財輝之助)の不倫相手は、麻矢(安達)がかわいがっていた会社の後輩・香奈(松浦りょう)という思わぬ事実に呆然とする麻矢。それでも全てを受け入れた上で光博ともう一度向き合うことを決意し、仲直りのキャンプへ向かい、お互いに不満を言い合う。そして、青空広がる海崖で手をつなぎ、仲直りをしたかと思えたが、突如、光博が麻矢の首を締めはじめる。麻矢が光博の不倫に気付き、口論となった日、「あんたなんか死ねばいいのに!」という麻矢の言葉が光博は許せなかった。
夫から逃れるために、麻矢は近くにあった石で頭を殴りつける。ひるんだ光博を麻矢は崖下に突き落とす。そこに大きな熊が現れて、光博を食い殺してしまう。衝撃の展開に「えっまさかの熊?!!」「え?熊に食べられちゃうの?」「えええええーーーー!そんな結末ーー?」と困惑する視聴者も続出していた。
それぞれの問題が解決したかのように思える展開だったが、ラストには不穏さを漂わせながら幕を閉じた。ネットでは「最後怖すぎるだろwwww」「意味深な言葉で終了」「今後も色々ヤバそうだw」などのコメントが寄せられた。
なお、TVerで見逃し配信中。