瀬戸内海に面する「広島県」は、「嚴島神社」と「原爆ドーム」という2つの世界遺産があることで知られる県です。県内には島も多く、温暖で雨の少ない瀬戸内式気候を生かし、ミカンをはじめとするかんきつ類の栽培が盛んに行われています。
そんな広島県で地元民が本当に住みやすいと思う市区町村はどこでしょうか? ここでは、編集部がピックアップした3つのエリアを紹介します。
広島市の南部にある「中区」は、官公庁や金融機関、商業施設などが集まっている広島市の中心部。区内の中央部を元安川と旧太田川(本川)が流れています。「原爆ドーム」や「広島平和記念資料館」など、広島を代表するスポットの数々を訪れる観光客も少なくありません。ターミナル駅である広島駅にもアクセスしやすく、便利に暮らせそうなエリアです。
瀬戸内海に面し、市内に向島や因島、生口島などの離島がある「尾道市」は、海とともに発展してきた港町です。市のシンボルともいえるのが、尾道市と愛媛県今治市をつなぐ「しまなみ海道」。自転車で海峡を渡れるとあって、サイクリストからも人気を集めています。
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また、数々の文学作品や映画の舞台となってきたエリアでもあり、大林宣彦さんが監督を務めた「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」は、「尾道三部作」として有名。名画に登場する美しい景色を日常的に楽しめる暮らしは魅力的ですよね。
県の東部にある「福山市」は、1622年に水野勝成が築いた「福山城」の城下町として栄えてきた市です。天守は1945年の空襲によって焼失してしまったものの、後に再建。現在も街のシンボルとして親しまれています。
市内には新幹線が停まる「福山駅」があり、市街地はにぎやかな一方で、郊外は自然も豊か。海沿いの「鞆(とも)の浦」には、今も江戸時代の町家や港湾施設が残り、ノスタルジックな雰囲気を味わえるスポットとして知られています。
広島県内にある市区町の中で、地元民から見て「ここは本当に住みやすい」と思うのはどこですか?
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