宮根誠司、国分太一のTBS番組降板に「何が起きたか分からない間に…もやもやするところが」

フリーアナウンサー宮根誠司は24日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月〜金曜午後1時55分）の放送中、コンプライアンス違反による無期限活動休止を発表したTOKIO国分太一（50）について、TBSが番組降板を発表したことについてコメントした。

国分はTBS系「世界くらべてみたら」（水曜午後7時）でMCを務めていたが、同局は24日、国分の降板を発表。「ミヤネ屋」は速報で伝えた。

宮根は「次から次へと国分さんの番組が降板、休止になっている。TBSさんも、無期限の活動休止ということで『状況を総合的に判断した』と。我々視聴者やファンのみなさんは、何が起きたのか分からない間に、どんどん国分さんの番組がなくなっていきます」と指摘した。これに放送プロデューサーのデーブ・スペクターは「どこまで総合的に判断ができたのか。実際に起きた事案の中身まで把握した上で、これはやっぱり降板、と思っているのか、それとも流れを見ているだけなのか分かりませんけれども…」と、応じるしかなかった。

20日には日本テレビが、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして、国分がレギュラー出演してきた「ザ!鉄腕!DASH!!」からの降板を、福田博之社長が緊急会見を開いて発表したばかり。宮根は「（事務所などからの）報告を受けて休止になったのか、日本テレビさんがやったのでその流れなのかは分からない」と述べた。

また、コンプライアンス違反の内容について、プライバシー保護の観点から詳細な説明がなされていないことに、「我々からしたら、確かにもやもやするところはありますよね…」とポツリ。「説明できる状況ではないのか、というのはまだ分からないのですが、TBSも（国分が）番組を降板ということです」と伝えた。

TBSはこの日の発表で、コンプライアンス違反による国分の無期限活動休止を受けて「当社として、状況を総合的に判断した結果」と説明。25日は2時間スペシャルを放送予定で「すでに収録済みのものは、出演部分をカットして放送します」とした。番組公式サイトからも、国分の写真や「MC」欄にあった名前が削除されている。