夫婦の年金月約12万円「もう少し早く社保に加入していれば……」73歳女性の本音

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2025年06月24日 20:10  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住73歳女性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住73歳女性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:73歳女性
同居家族構成:本人・夫(73歳)
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:160万円
現在の資産:預貯金1000万円、リスク資産200万円
これまでの年金加入期間:国民年金460カ月、厚生年金90カ月
 

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万5098円
老齢厚生年金(厚生年金):不明
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:老齢基礎年金67万円(年額)

「国民年金だけでは生活は成り立たない」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「夫が自営業で厚生年金に加入できず、年金は国民年金だけ。それでは生活が成り立たない」と語っています。

ひと月の支出は約「17万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

「楽しみや喜びはほとんどない」

年金で足りない支出については「子どもからの援助と、貯金から」補填(ほてん)しているそう。

毎月の生活費で特に「支出額が多いのは食費」のため、「少しでも安いところで食材を買うようにして、買ったら全て使い切るように心がけている。光熱費もできるだけ節約している」とのこと。

そんな年金生活に「楽しみや喜びはほとんどない。強いて言えば、たまにおいしいスイーツを食べることくらい」とため息をつきます。

「もう少し前から社会保険に加入していれば……」

現役時代は「子どもたちの手が離れて働けるようになっても、パートタイムでしか働いていなかった」という投稿者。

「22年間もパート勤務をしたけれど、社会保険加入のために労働時間を増やすのが嫌で、(長い間)社会保険に加入していなかった。退職する少し前だけ加入して勤務をしたが、もう少し前から加入していれば、年金の支給額が増えていたのに」と悔やみます。

今は「いただいている年金では生活が成り立たないので、自分はいつまで生きるのかが不安」と明かしました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • 私も、思います。社保生活は、楽しい楽しい♪只今、6年目♪
    • イイネ!4
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