お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(51)と田村亮(53)が24日放送のテレビ朝日系「ロンドンハーツ」(火曜午後11時15分)に生出演。緊急生放送でコンビ解散を発表した上で、経緯を説明した。
淳は「亮さんといろいろと話し合いをして、31年間いろいろ振り返りましたけど、解散することを決めました」と続けた。
さらに「厳密に言うと、解散する日時まで決めてなかったので。厳密に言うとまだ解散していない」とした上で「皆さんにカウントダウンしていただいて、カウントダウンしたら、そこからが解散」と語った。
そして突如、淳がカウントダウンを開始。「皆さんも一緒に! 3、2、1、解散〜! ありがとう! 31年間お疲れさまでした。6月24日、23時30分、ロンドンブーツ1号2号、解散しました!」と宣言した。
経緯についても語った。淳は「理由としてはロンドンブーツを30年以上続けてきて、いろんな問題があって、闇営業問題以降、亮さんが吉本を離れることになって。僕は(亮に)吉本に戻ってきてほしかったんですけど、亮さんは亮さんでどんどん吉本から距離が出て。独立されて。いろんな道を模索したんですが…亮さんには戻ってこいとアプローチしたんですが、亮さんいには戻れない理由があって」と説明した。
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そして「そこは尊重すると。これのタイミングでロンドンブーツ、それぞれ楽しくやってきましたけど、屋号を1回下ろして。それぞれ、いったんやりたいことをやって。またいつの日か、っていうのもあるんじゃないかっていうのを…久々に飲んだよね、あの日」と語った。
飲み会は3月12日だったという。亮は「コンビを解散した方が、淳のフットワークは軽くなるなと思う。そっちの方がいいかなっていう」と説明した。
淳は「亮さんもロンドンブーツの屋号を背負ってやりづらい部分もあるのかなと。俺は俺で(屋号を)1回下ろしたらどうなるんだろうねっていう話をしたの」と告白。続けて「そしたら、前向きに2人とも、それはそれで新しい挑戦がしたいし。屋号があってもできるんだけど」と語った。
2人は同じ「田村」姓だが、血縁関係はない。93年にコンビ結成。吉本興業の銀座7丁目劇場のオーディションに合格し、同社入り。96年に初の冠番組「あなあきロンドンブーツ」(テレビ朝日系)でブレーク。20年1月、ロンブーチャンネルで、20年の闇営業問題を経て、現在は淳が吉本興業所属、亮がフリーで活動していた。
◆田村淳(たむら・あつし)1973年(昭48)12月4日、山口県生まれ。13年9月に元モデルの女性と結婚。2女の父。20年1月に株式会社LONDONBOOTSを設立し、23年12月末で閉業。18年4月、慶大大学院政策・メディア研究科に入学し、21年3月に修了。吉本興業所属。ヴィジュアル系ロックバンド「jealkb」のボーカル「haderu」としても活動。
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◆田村亮(たむら・りょう)1972年(昭47)1月8日、大阪府高槻市生まれ。93年に田村淳とロンドンブーツ1号2号結成。94年吉本興業入り。19年、吉本興業の闇営業問題で謹慎。19年、株式会社LONDONBOOTSに所属として吉本興業と専属エージェント契約。23年で契約終了し、現在はフリー。現在の出演はテレビ埼玉「極楽山本・ロンブー亮のARIGATEENA TV」など。旧車マニアとして知られ、ラリーにも参戦。172センチ、67キロ。血液型A。
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