横浜流星、クールな大人の色気放つ ストイックな仕事論語る「やっぱり、芝居以外は何もいらない」

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2025年06月25日 12:00  ORICON NEWS

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『Oggi』8月号(小学館)に登場する横浜流星
 俳優の横浜流星が、28日発売のファッション誌『Oggi』8月号(小学館)の連載「この人に今、これが聞きたい!」に登場。最新ファッションを着こなし、クールに他を圧倒する大人の色気を漂わせる。

【写真】ハイセンスのシックな黒の家電の魅力を語った横浜流星

 横浜は、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に続き、現在公開中の映画『国宝』では、上方歌舞伎役者役を好演。今、最も脂が乗った俳優である横浜が、仕事論について語る。昨年は、映画『正体』で『第48回日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞を受賞し、時代劇、現代劇を問わず立て続けに話題作に出演してきた。そんな横浜は「一作一作、すべてを代表作と言えるように」と、たびたび口にする。

 映画『国宝』もその気持ちは変わらず、目指したのは本物の歌舞伎役者。「李相日監督からそう言われ、約1年の練習期間を経て死に物狂いで臨みました。ヒントだけを与えて答えは自分で探すというのが監督のやり方。本番の3ヶ月は、暗い闇の中に立たされ、光を必死に探すような、孤独な作業の連続でした」と振り返る。演じる歌舞伎役者・俊介のパーソナリティも演技を難しくしたという。「表面的には自分に甘く弱い人間。それでいて(ライバルの)喜久雄の前では葛藤や劣等感、心の揺れを隠したりもする。自分自身とは正反対の人物であることも、難しさがありました」と語る。

 納得のいかない場面では撮り直しを申し出、常に自らを律し続けた横浜は「僕のやり方は、先に答えが見えなくても、きっと光が差すだろうと信じて進む。子どものころから空手で自分を律することを身をもって学んだし、あれほどきつい経験はないと思えるから」と話す。幼少期から極真空手に打ち込み、中学3年生の時に国際大会で世界一になったその経験がストイックなまでの姿勢を支えている。

 キャリアを重ねるごとに高まる期待と重責ゆえに、高い壁に挑むことも度々ある。一方、「つらさ・難しさの向こう側にある『芝居こそ、人生に捧げるに値するもの』という思いを再確認することになりました」とも語る。

 インタビューに答える姿はとにかく穏やかで丁寧。一方、撮影になるとすぐさまスイッチを入れ、ポーズを決めるしなやか所作は映画のワンシーンを見ているかのよう。仕事を離れているつもりでも、つい仕事と結びつけて考えてしまうという横浜は「やっぱり、芝居以外は何もいらないんです」と言い切った。

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