2025鈴鹿8耐:Team BabyFace Titanium Power 株式会社ベビーフェイスが2025FIM世界耐久選手権第3戦“コカ・コーラ“鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会の参戦体制を6月25日(水)に発表。チーム名は、Team BabyFace Titanium Power、ライダーには、同チームの監督兼エースライダーとして全日本ロードレース選手権JSB1000クラスを戦う津田一磨を中心に、ヤマハの開発ライダーを務めている前田恵介、そしてYART所属のロビン・ムルハウザーの3名で2019年以来の鈴鹿8耐にチャレンジする。
「監督になって3年目のシーズン、これまでも鈴鹿8耐に参戦する計画はあったのですが、チームとして力がついてきたタイミングなので、多くの皆さまにご協力いただきエントリーを決めました」と津田。
「目標は、予選では10位以内に入り、トップ10トライアルに出て、決勝も同じく10位以内でゴールしたいです。ハードルは高いですが、先日のテストで前田選手が組トップタイムタイムをマークするなど、速さを見せてくれましたし、チームとしても前田選手をアピールしたいですね。もちろん自分自身の速さもお見せしますので、ぜひともご期待ください」
前田は「まずは鈴鹿8耐に参戦できることをチーム、ヤマハ、スポンサーの皆さまに感謝申し上げます。8耐は2年振りですが、ブリヂストンは5年振り、オーリンズはいつ以来? という感じですが、一磨さんのバイクに乗ってみると、すごく乗りやすく耐久向けなセットだと思いました。レースウイークに、ロングランして、もっとセットを詰めて、決勝に挑みたいですね」とコメントした。
6月18日、19日のテストで初めて合流したムルハウザーは、鈴鹿を走るのは久しぶりで、2日目の1本目を走った後は、フライトの都合で早々に帰国している。この日、前田が、2分06秒813の好タイムをマークしたことを知ると、「僕も本番は10000%の走りをするよ!」と前田にメッセージが来たそうだ。
全日本ロードJSB1000で調子を上げている津田、速さのある前田、そしてYARTのムルハウザーが覚醒すれば、上位フィニッシュも現実味を帯びてくる。
マシンは、全日本ロードJSB1000と同じくヤマハYZF-R1、タイヤはブリヂストンのパッケージとなる。
[オートスポーツweb 2025年06月25日]