鈴鹿サーキットでのレースを熱望したブラッド・ピット (C)ORICON NewS inc. ハリウッド俳優のブラッド・ピットが25日、都内で行われた映画『F1(R)/エフワン』(27日公開)の舞台あいさつに登壇し、厳しいトレーニングを経て挑んだアクションを振り返った。
【写真】貴重な瞬間!黄色の法被を着て一本締めをするブラッド・ピット 今作はF1の全面バックアップを得て制作され、世界各国の本物のサーキットコースを使い、映画史上類を見ない規模で撮影。出演者本人は数ヶ月の厳しいトレーニングを積み、F1マシンを実際に操縦するなど限界までリアルを追求している。さらに、プロデューサーには世界チャンピオンの称号を持つ現役スターF1レーサーのルイス・ハミルトンも名を連ねるなど、すべてがリアルで埋め尽くされた超リアルアクションとなっている。
ブラッドの来日は、2022年『ブレッド・トレイン』のプロモーション以来3年ぶりとなる。今回は前日である24日に来日を発表。発表から約24時間後には来日するという、F1マシン並みの超高速、ブラッド史上最速来日が実現した。
ブラッドは、プロデューサーの「できるだけレースを体験できる映画にしたい」という意思を受けて、ハードな訓練を積んだ。「6000万(マイル)ぐらいは走っている」と胸を張ったブラッドだが、「でも、ひとつだけ悔いが残っているんです。鈴鹿のサーキットだけは走っていないんです」と肩を落とした。
続けて「プロのドライバーに聞くと、一番のお気に入りは鈴鹿だっていうんです。だれかここに関係者いませんか?」と問いかけ。鈴鹿でのレースを熱望していた。
日本版では、ブラッドが演じるソニー役を堀内賢雄が担当する。堀内は、28年以上ブラッドを演じ続け、2022年には本人と初対面を果たした“ブラピ公認声優”。また、ソニーと対決するルーキー・ジョシュア(ダムソン・イドリス)役は、今作が日本語吹替版声優初挑戦の森本慎太郎(SixTONES)が担当する。