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アイドルとしてデビュー、そして映画やドラマなどで主演を務め、バラエティ番組ではMCなどと幅広く活躍。しかしもう、彼には、彼らには活躍する“場”はないのかもしれない。
それは、ともに発覚後の対応が招いているともいえるだろう――。
「話せないことがあるのはわかりますが、何より自らの口で謝罪しないと……。このままでは引退せざるを得なくなる」
そう話すのは、芸能関係者。“重大なコンプライアンス違反”によって、出演番組の降板や放送休止が相次いでいる無期限活動休止中の国分太一(50)のことだ。
「国分さんの悪評は広がり続けています、それも業界“内外”で……。20日、国分さんにコンプライアンス違反があったことを発表した日本テレビ・福田博之社長の会見。ですが、それ以外のことが全く語られなかったことで、世間の興味は国分さんが“何をしたか”に集中しました。テレビ局関係者などから聞いた国分さんの過去のハラスメント行為を伝える記事が連日、報じられています。中には憶測で書かれたようなものまで……。業界内でも“◯◯やってたらしいよ”というような噂話が今も広がり続けています。しかし、このような状況は国分さんが作り出しているとも言えますね」(前出・芸能関係者、以下同)
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国分のこの件に関するアクションは、所属事務所『株式会社TOKIO』による発表だけだ。そこでは取締役社長であるリーダー城島茂(54)とともに、国分も以下のコメントを出している。
《この度の件に関しまして、関係各所の皆様、応援し続けてくれているファンの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。
長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。 期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。 改めて、ご迷惑をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。》
だが、全く火消しになっていないのが現状だ。
「国分さんは“自分を見つめ直す”とのことですが、何が起こったかわからない状態でそう言われてもピンと来ないですよね……。一部報道によれば、国分さんからさまざまな形で日常的にセクハラなどのハラスメント行為を受けてきた番組制作スタッフ、つまり“被害者”がいたと言います。これが正しいのであれば、“自分を見つめ直す”は謝罪の言葉として不十分なのではないでしょう」
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国分よりひと足早く同じ道を歩んだ者がいる。同じジャニーズで育ち、ともに芸能界のトップを走ってきた中居正広氏(52)だ。
「トラブルの内容は別として、中居さんも文面や代理人を通じてのメッセージだけで、自らの口で語ったことは現状に至るまで一度もない。そして結局は自ら引退の道を選ぶことになりました」(芸能記者)
中居の存在は、悲しき例か──。
「中居さんは騒動以降、表舞台に出られず、プライベートでも自宅から出られない状況と聞いています。このままでは国分さんも同じような展開になるだけ。事態を変えるには、やはり国分さん本人が会見を行うことが不可欠でしょう。中居さんを悪しき“前例”にするしかない」(前出・芸能記者、以下同)
状況が状況だけに、これも“一発逆転”を願うようなものだが、
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「とはいえ世間に対して自分の口で語ることが最も効果的なのでは。中居さんも国分さんも人気アイドルであり、“味方”となってくれるファンが大勢います。しかし、本人が語らない限り、ファンの方々も何を信じればいいのかわからず、世間に流れる悪評に徐々に流されていくことになっていきます。多少でも風向きを変えるには本人語りのメッセージがマストと言えるでしょうね」
中居氏は松本人志(61)とのダブル主演で話題となった『伝説の教師』(日本テレビ系)で、国分は乙武洋匡(49)の小説を原作とした映画『だいじょうぶ3組』で、ともに教師役を演じた。
誰かの“反面教師”にされるような対応は避けてもらいたいが……。今のところ、彼らが会見を開くという情報は入ってきていない――。
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