『ぼくらの七日間戦争2025』制作発表会に出席したSixTONES・田中樹(C)ORICON NewS inc. 6人組グループ・SixTONESの田中樹が25日、東京建物 Brilia HALLほか全国5ヶ所で上演される舞台『ぼくらの七日間戦争2025』制作発表会に、共演の上遠野太洸、佐野ひなこ、二瓶有加、山崎裕太、金子昇、大林素子、伊藤かずえ、比企理恵、野々村真と共に登壇した。
【写真】爽やか〜!にこやかに手を振って写真に応じた田中樹 タイトルにちなみ「7日間あったらなにがしたいか?」と質問されたキャスト陣。まずヒロインの佐野が指名されると「よし!」とトップバッター回避を喜ぶ田中だが、司会から“大トリ”をあらかじめ言い渡され「最悪だ…」とがっくり。
佐野は「旅行に行きたいです。LAとかに行きたいですね」と挙げ、上遠野は「妻と息子と愛犬でゆっくり温泉旅行に行きたい」と挙げるなか、ラストの田中は「本当にすみません。一生懸命考えたんですけど…現実的に考えたら、一週間休みがあったら渋谷で酒を飲みます」としぼりだした。
「渋谷に知り合いのバーがいるので入り浸ります。7日間毎日、通いたい。すごく狭いですが…。それくらいですかね。本当に一生懸命考えたんです。書きづらいですよね?それぞれよきように書いていただいて」と記者を気遣いつつ「何人か来るでしょ?」と警戒。キャストから店が知りたいと言われると「ぜひ、みなさんで、通い続けたい」と意欲を見せていた。
原作は、1985年に宗田理氏により書き下ろされた『ぼくらの七日間戦争』(角川文庫・角川つばさ文庫)。1988年に実写映画化、2019年にアニメ映画化し、今年、創刊から40年を迎えた。今作をはじめとする「ぼくら」シリーズの累計発発行部数は2000万部を突破し、世代を超えて読まれ続けている傑作ロングセラー作品となっている。
中学1年生の生徒たちは、大人たちの理不尽な管理や押しつけに反発し、夏休み初日に突如姿を消す。彼らがたてこもったのは、廃工場。そこで「大人への反乱」を掲げ、七日間にわたる自由な生活を始める。やがて学校や親たちが騒ぎ始め、マスコミや警察も巻き込んだ騒動に発展。仲間との絆や自分たちの信念、大人との対立を通じて、子どもたちは成長していく。大人社会への痛烈なメッセージと少年少女の冒険心が光る青春群像劇。