水上恒司、安田顕の“セリフ飛ばし”“徘徊”を暴露 空き時間中もずっと観察

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2025年06月26日 00:10  クランクイン!

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『連続ドラマW 怪物』完成報告会の様子  クランクイン!
 俳優の安田顕と水上恒司がダブル主演を務める『連続ドラマW 怪物』(WOWOW)の完成報告会が25日、都内で開催。主演の2人が登壇し、撮影時のエピソードなどを語った。

【写真】ブラックスーツで登場した水上恒司がカッコよすぎ!

 韓国大手スタジオSLLが制作し、JTBCで放送された韓国ドラマ『怪物』をWOWOWがリメークした本作は、事件の裏に隠された最も恐ろしい怪物=“人間”があぶり出される、怪物のような男たちが織りなす心理スリラー。安田は、25年前に双子の妹が失踪し、その容疑者として逮捕された過去を持つ警察官・富樫浩之役。水上は、富樫を一連の猟奇的殺人事件の犯人と疑っている、東大法学部卒のキャリア警察官僚・八代真人役を演じる。

 もともと韓国版のドラマを見ていたという安田は、本作出演のオファーを受けて「それはもう嬉しかった!」と喜びを語る。リメーク版の本作を「カバーソング」に例えて「ヒットしたからとりあえずカバーしとけというものと、この作品が大好きだからリスペクトを持ってカバーしたものとでは違うと思います。この『連続ドラマW 怪物』という作品は、後者にあたると思います」と、愛とリスペクトを持って撮影に挑んだと明かした。

 対する水上は、他作品含めて「原作のある作品は、原作を見ない」というこだわりを持っているそう。「それで功を奏したものもありますし、今回は“安田さんと比べるとリスペクトが足りない”とファンの方から言われたらそうかもしれません」と持論を展開する一方、「少ないキャリアの中で警察を何度か演じてきているので、それとの差別化を図りたいと思い、自分の中でかなりのルールを課しました。番組制作側からしたら迷惑かもしれませんが、この作品を自分の頂点に持っていくという姿勢で演じました」と水上なりに熱い思いを背負って役作りに臨んだと語った。

 本作でダブル主演を務める安田と水上だが、本作が初共演。一緒に撮影をしてみての印象を聞かれると、水上が「安田さんはよく人のセリフを忘れるので、僕が“まだ僕のセリフ続いてますよ!”と伝えることがありました(笑)」と暴露する。その出来事すらも忘れていた安田が「(セリフ)飛ばしたっけ?」ととぼけて、水上から「忘れたとは言わせませんよ! よく“ごめんごめんごめん!”って謝ってたじゃないですか(笑)」と指摘されていた。

 そんな水上について、安田からも「僕のことをとても好いてくれたようで、空き時間もずっと僕のことを観察しているんですよ」という暴露が飛び出す場面が。安田は空き時間中もずっと動き回って考え事をしているそうで、その行動を水上は「徘徊」と名付け、「空き時間中ずっと回っている人は見たことがありませんでした。認知症の方がよくそんな行動をするようで、安田さんを見てそれを思い出しました(笑)」と語り、報道陣の笑いを誘っていた。

 『連続ドラマW 怪物』は、WOWOWにて7月6日より毎週日曜22時放送・配信(全10話)。
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