小栗旬・松坂桃李・池松壮亮・窪塚洋介、映画『フロントライン』撮影裏話も満載、座談会映像解禁

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2025年06月26日 07:00  ORICON NEWS

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映画『フロントライン』(公開中)(C)2025「フロントライン」製作委員会
 5年前に実際に起きた「ダイヤモンド・プリンセス号」の新型コロナウイルス集団感染を題材にした映画『フロントライン』が、6月13日の公開以来、観客動員数68万人、興行収入9億円を突破。最終興行収入20億円も視野に入るヒットとなっている。3週目を目前に、小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介ら主要キャストによる座談会映像が公開された。

【動画】映画『フロントライン』座談会映像

 小栗と松坂の初共演となる本作。最初の撮影は車内でのシーンだったといい、主演の小栗は「ワクワクもしたし、不安もあった」と振り返る。緊張していたという松坂は「撮影の合間に雑談もできて、それで緊張がほぐれたのはよかった」と語った。

 池松と窪塚の撮影初日は、ちょうど4人がそろうシーン。4人で当時を懐かしく語り合い、盛り上がる様子が映像に収められている。完成した作品を観た小栗は「みんながそれぞれ違うものと向き合っていた」と、登場人物たちが抱える葛藤に改めて思いを馳せた。松坂は小栗と窪塚のコンビについて、「この2人のバディ感、どうにかなるという安心感、心で通じ合っている感じがすごく伝わってきて、何度もしびれました」と語った。

 さらに、座談会では撮影の裏話も多数披露。初めて船に乗り込むシーンではキッチングローブが用意されていたこと、自分たちと分からないほどの防護服を着て走ったこと、池松が真田役の役作りで長時間マスクを着け続けていたことなど、思わずもう一度本編を見返したくなるようなエピソードが満載となっている。

 本作は、2020年2月、治療法不明の未知のウイルス感染者10人が確認された豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で、実際に起きていた事実に基づく物語。日本には当時、大規模なウイルス対策のための機関は存在せず、国は災害医療を専門とする医療ボランティア的組織のDMAT(ディーマット/災害派遣医療チーム)に出動を要請した。

 DMATは、医師・看護師・医療事務職らで構成され、地震や洪水といった災害現場に48時間以内に活動を開始できる訓練を受けた専門チーム。しかし、彼らも未知のウイルスへの対応経験はなく、訓練も受けていなかった。それでも、目の前の命を救うために立ち向かった医療従事者や、客船クルーたちの命がけの奮闘が、本作では力強く描かれている。


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