「波うららかに、めおと日和」©フジテレビ主演・芳根京子、共演・本田響矢で放送中の4月期木曜劇場「波うららかに、めおと日和」。6月26日(木)放送の最終回を前に、芳根と本田が2人揃って涙のクランクアップを迎えた。
本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。
先週放送された第9話のラストでは、突然招集がかかり艦へ向かった江端瀧昌(本田)や深見龍之介(小関裕太)が、暴風雨の影響で艦が大きく揺れ、深見は階段から落ち負傷、瀧昌も爆発に巻き込まれてしまうところで放送を終えた。
今夜の放送では、なつ美(芳根)が不安な気持ちと闘いながらも、同じ気持ちを抱える芳森芙美子(山本舞香)たちとともに、瀧昌たちの帰りを待つところから物語は描かれる。なつ美の切に願う瀧昌の無事の帰宅と、「ただ、あなたの隣にいたい」という想いはあふれ…。
そんな最終回の放送を前に、芳根と本田が無事クランクアップを迎えた。
全ての撮影を終え、想いがあふれた芳根と本田の感極まりながらも寄せた心温まるメッセージと、なつ美と瀧昌が過ごしたセットを最後に撮影された2ショットも公開されている。
■芳根京子&本田響矢、笑顔と涙のクランクアップ!
本作にとって大切に紡いできた“日々の日常”を切り取った、なつ美と瀧昌の食事シーンを最後に芳根と本田は2人一緒にクランクアップを迎えた。
スタッフから「ただ今のカットをもちまして、まずは江端瀧昌役の本田響矢さん、オールアップです!」と声がかかると、大きな拍手に包まれる。演出の平野眞から花束が贈られると、本田と平野は抱擁を交わし、平野が本田へ「瀧昌が響矢でよかった」と声をかけると、本田は思わず涙ぐむ。
その後、本田は「本当にありがとうございました。たくさんの方に愛される作品に携われたこと、うれしく思っています。江端瀧昌という役を演じられて本当に幸せでした」と感無量。
そして隣にいる芳根を見て、「なつ美さんと瀧昌には心の底から幸せになってほしいなと思いますし、この『めおと日和』に登場するみんながいつまでもずっと幸せでいてほしいなと思っています。この現場でたくさん学ばせていただいたので、ここでの経験を生かして、もっともっと全力を尽くして前に進み、この現場でお会いした皆さまと、またどこかでお会いできるように、これからも頑張ります!本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、現場には温かい空気が流れた。
続いて、「そして!江端なつ美役、芳根京子さん、オールアップです!」と声がかかると、盛大な拍手と花束が贈られ、芳根は平野と固く握手を交わす。安堵した表情を見せた芳根は、「ありがとうございます」とまずは感謝の気持ちを伝えると、その目には涙が。
「お疲れさまでした。とにかく今はホッとしています。本当に皆さまのおかげで、このチームだから乗り越えることができました」とコメント。
隣にいる本田のことも見て、「なつ美は瀧昌さまからの“ただいま”とか、“いただきます”とか、“ありがとう”とか…そういった日常の言葉が宝物です。私は皆さまからの“いってらっしゃい”や“おつかれさま”、“がんばってね”という言葉がパワーになって、ここまで頑張ることができました。この現場は、瀧昌さまとなつ美のように愛が大きくて、深くて、本当に大好きなチームです」と涙ながらに熱く想いを語った。
また、「改めてお芝居って楽しいなと思える現場で、すごくうれしかったです。たくさん挑戦させてもらって、学ばせてもらって、たくさんの方に愛していただける作品になり、本当にうれしかったです。なので、たくさんの勇気と少しの自信をいただいて、次に進んでいきたいなと思っています。また、皆さまとお会いしたときに、パワーアップしたなと思ってもらえるよう、精進したいと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」と感謝と達成感を込めて、言葉を寄せた。
そして最後は、芳根が本田へ「2人でボロ泣きだね…」と言葉をかけ、本田は涙をこぼしながらも「ありがとうございました」と応え、笑顔と涙が交錯する感動的なひとときとなった。
■原作者・西香はちから「永遠ポーズ」イラストのプレゼント
さらに、芳根と本田へ花束とともに原作者・西香はちからのプレゼントとして、描き下ろしイラストの色紙も贈られた。それぞれの色紙には、ドラマの公式ポーズでもある「永遠ポーズ」をした原作のなつ美と瀧昌が描かれており、芳根のものには「コミカルで、百面相で、何より可愛らしいなつ美をありがとうございました!!」と言葉が添えられた。
本田には「カッコイイのに面白い、面白いのにカッコイイ、そんな魅力的な瀧昌をありがとうございました!!」とあり、西香氏から2人へ感謝の思いが伝えられた。
また色紙の裏面には、西香氏による芳根と本田のイラストも描かれており、芳根のイラストには「食事シーン、可愛くて大好きです!!」、本田には「(小宮璃央演じる瀬田準太郎に嫉妬した)2話の様子のおかしいイケメンっぷり、最高でした!!」と西香先生の推しシーンについても明かされる。
サプライズプレゼントに芳根は「わ〜!永遠ポーズしてる!」と笑顔に。本田も「わ〜!うれしい〜。ありがとうございます」と喜びをあらわにした。笑いと涙が交差した最終日となった。
■最終話あらすじ
1年前の約束を果たすため、蛍を見に行くことにした江端なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)。しかし突然招集がかかり、瀧昌は深見龍之介(小関裕太)とともに艦へと向かう。海上では暴風雨が続き、艦が大きく揺れて対処に追われていた瀧昌と深見は巻き込まれてしまい…。
一方、海軍の妻としてしっかり家を守らねばと思うなつ美だが、艦の状況が気になって居ても立ってもいられない。海軍の情報を取りまとめている鎮守府に行けば何か分かるかもしれないと思い、なつ美は出かけようとする。すると、そこへ芳森芙美子(山本舞香)が訪ねてくる。結婚を約束している深見のことが心配になり、なつ美のもとを訪れたのだった。
同じ思いを共有する芙美子に、毎日不安で押し潰されそうだと本音を打ち明けるなつ美。2人が涙ぐんでいるころへ、柴原郁子(和久井映見)がやってくる。郁子は2人に海軍の妻としての心構えを説いた上で優しく慰め、「大丈夫よ」と明るく励ます。果たして、なつ美と瀧昌や、芙美子と深見たちの行く末は――。
「波うららかに、めおと日和」最終話は6月26日(木)22時〜フジテレビ系にて放送。
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(シネマカフェ編集部)