『フロントライン』© 2025「フロントライン」製作委員会小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介らが出演する映画『フロントライン』が現在公開中。この度、キャスト陣が撮影当時をふり返る座談会映像が公開となった。
本作は、世界規模で人類が経験した新型コロナウイルスを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した、日本で初めての作品。あのとき、あの船で起きていた知られざる物語が描かれる。
今回公開された座談会映像には、DMATの指揮官で本作の主人公・結城英晴役の小栗、厚生労働省から派遣された役人・立松信貴役の松坂、DMAT隊員・真田春人役の池松、医師・仙道行義役の窪塚が参加。
映像では、小栗と松坂の最初の撮影となった車内でのシーンについて、小栗は「ワクワクもしたし不安もあった」と明かし、小栗とは初共演となった松坂も緊張していたようで、「合間の時間で撮影外の話もできて、それで(緊張が)ほぐれたのは良かった」と語る。一方で池松と窪塚の撮影初日は、この4人が一堂に会するシーン。その当時を思い出して盛り上がる様子が見られる。
完成した本編を観て、小栗は「みんなそれぞれが向き合ってるものが違うというか」と登場人物それぞれが直面する葛藤を語る。小栗・窪塚コンビについて、松坂は「この2人のバディ感、きっとどうにかなるという安心感、2人の関係性がだせる空気感。心で通じ合って分かりあっているところっていうのはすごく表現されているのをみて、結構僕は何度もしびれました」と話す。
さらには、最初に船に乗り込むシーンでキッチングローブが用意されていたこと、防護服で走ったこと、池松が役作りのために長時間マスクを着け続けていたことなど、また観たくなるようなエピソードが語られている。
今月13日より上映がスタートした本作は、オープニング観客動員数25万人、興行収入3億4699万円を記録し、動員・興行収入共に3位発進。オープニングの週末観客動員数&興行収入としては、『劇場版 トリリオンゲーム』『#真相をお話しします』に次いで、2025年公開の実写邦画作品としては第3位の成績。また、公開2週目を迎え、動員ランキング2週連続3位、観客動員数68万人、興行収入は9億円を突破している。
『フロントライン』は全国にて公開中。
(シネマカフェ編集部)