
(左から)竹内まなぶさん、パーソナリティの丸山茂樹、石田たくみさん
◆カミナリが語る、先輩芸人・永野の魅力
丸山:芸人の道に行こうと思ったきっかけは何だったの?
石田:もともと小学生のときから“お笑い芸人なりたい”っていうのがあって。まなぶとは、保育園は一緒だったんですけど、小学校は別々なんですよ。
丸山:ほぉ。
石田:保育園のときにまなぶの記憶とかはあって。で、中学で再会するわけですよ。そしたら、面白い人間になってて、“相方にするなら彼しかいないな”と思って僕から誘ったのがきっかけです。
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石田:お笑いのテレビとか観てたんですけど、茨城特有のというか、茨城の人のほとんどがそうだと思うんですけど、“(テレビに出ている芸人よりも)俺のほうが面白れぇべ”って思っちゃってる人、多くないですか?
丸山:分かる(笑)。
石田:根拠のない自信っつうか……それでお笑いを目指したくなったっていう。
丸山:お笑い芸人の人って、結構普段は静かな人いるじゃない? テレビで観るのと(実際は)全然違うみたいな人もいるけど、(カミナリの2人は)どっちなのかなと思って。
石田:僕らは楽屋でもよく話すほうです。
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竹内:変わらないですね。
石田:変わらないようには心がけています。
竹内:たくみは特に変わらないです。楽屋のほうがしゃべっちゃう。
丸山:(所属事務所は)グレープカンパニーだっけ?
石田:そうです。グレープカンパニーに入ったきっかけは、吉本(興業)しか知らなかったのが現状で。“(芸人になるには)養成所に行かなきゃいけねぇな”っていう。それで、いろんな有名事務所って全部養成所があるんですよ。お笑いの学校が。でも、金払ってお笑い学びたくねぇなって。
丸山:ハハハハハ!
石田:“オーディションで、一発で入れるとこどこだっぺ?”みたいな。で、探してたら“サンドウィッチマンってどこだ?”ってなって。グレープカンパニーを見つけて。
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石田:“俺ら面白い”と思っちゃってるじゃないですか、いい勘違いで。
丸山:うん。
石田:グレープカンパニーに入れば、すぐナンバーツーになれるぞみたいな。それで、(オーディションに)一発で合格して。
丸山:へぇ〜!
石田:それで(グレープカンパニーに)入ったら、売れる前の永野さんがいたという。“うわぁ、テレビ出てないのにこんな面白い人いるんだ!?”って、一発ぶん殴られたような感覚でした。
丸山:そうなんだ。(当時から)面白かった?
石田:めっちゃ面白かったです。“何でこの人、売れないんだろう?”って。
丸山:ゴルファーでも、練習場では100点みたいな奴が山ほどいるんだけど、本番になると50点になっちゃう。
竹内:なるほど。
丸山:これが難しいとこだね、プロゴルファーの。本番になったときのパフォーマンスがガクンと落ちる人がいるんだけど、お笑いもそういう人いる? 普段、もっと面白いじゃん。何でお前らネタがつまんねぇんだっていう。
石田:永野さんが世に出たときって、「ラッセンが好き」のネタのイメージだったんですけど、僕らは楽屋のトークとか居酒屋のトークが面白いっていうのをずっと知ってたんですよ。
丸山:(笑)。性格は明るい人なの?
石田:明るくていい方です。
丸山:そうなんだ!? じゃあ、(テレビでみせる)表情とは全然違うんだね。
石田:いまのテレビの出方は、僕らの知ってる居酒屋永野、楽屋永野をそのままテレビでやるようになって。
丸山:なるほどね。だから、ポンポンと面白いことが出てくるんだね。僕、いまの(芸風の)ほうが好き。
竹内:本物なんですよ、いまが。
石田:だから、ゴルファーでいう練習場永野がコースにも出れるようになったという。
丸山:なるほどね(笑)。
次回6月28日(土)のゲストも、お笑いコンビ・カミナリの竹内まなぶさんと石田たくみさんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00〜15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
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