にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2025ルーキーディヴィジョン ファイナリストに選ばれた直井寧音さん、桃里れあさん、森谷花香さん、弓川いち華さん、RiOさん スーパーGT初登場のレースアンバサダーの中から、ファン投票で人気No.1ルーキーレースアンバサダーを決定する『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2025ルーキーディヴィジョン』。今年もファイナリスト10名が出揃い、6月19日にグランプリの想いをアピールするPR生配信イベントが行われ、20日から最終決戦がスタートした。
今年もスーパーGTに初めて登場したレースアンバサダーを対象に34名がエントリーしファーストステージが実施。狭き門を通り抜けた10名でファイナルステージが争われる。
彼女たちが抱くレースアンバサダーアワードへの想いとは?
直井 寧音/SHADE GIRLS
SHADE GIRLSとして活躍する直井さん。ファイナルステージ進出に対しては、応援してくれたファンや同じSHADE GIRLSのメンバーに感謝の気持ちを伝えていた。
「まず、自分がファイナリストに選ばれるとは思っていなかったんですけれど、同じSHADE GIRLSの先輩方が、私と同じぐらいの熱量で一緒に投票を呼びかけてくださったり、先輩方のファンの皆さんや、シェイドレーシングのファンが一丸となって、私をここまで連れてきてくれたっていうのが、いちばん大きいです。みんなに恩返しをしたいです」
「こういった賞レースの経験が初めてだったので、手探りの状態で始めていました。その不安もなくなるくらい、私と同じ熱量で『一緒にグランプリを獲ろう!』と頑張ってくれたので、私も弱い気持ちでいちゃダメだと思って、頑張りました」
穏やかでおっとりした性格だという直井さん。特技はクラシックバレエとのことで、「13年間習っていたので、柔軟さと表現力には自信があります。今は空いている日に、たまにレッスンにも行きます。この経験を活かして、今後はダンスのお仕事にもチャレンジしたいなと思っています」と今後の目標についても語った。
ここからグランプリ獲得をかけたファイナルステージになるが、直井さんは改めてグランプリ獲得を目指して前を向くと宣言。
「私は芸能活動の経験もなくて、1からの挑戦になるんですけど、そんな無名の私をここまで連れてきてくれたファンのみんなや、同じ熱量で応援してくれた先輩方のためにも、不安という気持ちはすべて捨てて、前だけをみて頑張っていきます。目指すは……、グランプリです!」と力強く語った。
桃里 れあ/JLOC AMBASSADOR
昨年のGT300チャンピオンチームであるJLOCを応援するJLOC AMBASSADORの桃里さん。ファイナルステージ進出を心から喜んでいる様子だった。
「実はファンからのメッセージで、ファイナルステージ進出を知りました。確か12時に発表だったと思うんですけど、12時01分とかに『おめでとう』と送ってくれて、ファンの人たちもすぐ確認しようとしてくれていたんだなと。同じ方向性を向いて頑張ってくれていたのが凄く嬉しくて……。よりファンとの絆が深まったなと思った今回のファーストステージでした」
レースアンバサダー以外にもいろんな場所で活躍しており「普段は看護師をしながらグラビアアイドルをしています」と桃里さん。
「こういってレースのお仕事も今年始めさせてもらいましたし、キックボクシングのラウンドガールやラジオのMCもやっています。あと宅建士としても働いてたりとか……、なんかいろいろやっています」とのこと。
特に宅建士というところではファンとの話題のひとつにもなるようで、「宅建士の話になって、『試験に落ちたんですけど、どうやったら受かりますか?』という面白いやり取りはありました(笑)。あとはゴルフとか麻雀も好きなので、そういったところでファンの人と共通点あったらいいなと思っています」
そして、ファイナルステージに向けて桃里さんは「常に気持ちをファンの人たちと一緒にして、前を向いていきたいですし、とにかくや全力を出し切ってやっていきたいです。グランプリ目指します!」と意気込みを披露していた。
森谷 花香/LEON RACING LADY
GT300クラスで現在ランキング首位につけるK2 R&D LEON RACINGを応援するLEON RACING LADYの森谷さん。まずはファイナルステージ進出に「安堵感がすごかったですね。 ホッとしました」と開口一番に語った。
「嬉しさも大きいですが『ファイナリストに残りたい』という気持ちよりも『グランプリを獲りたい』と気持ちが強かったです。そのためには、まずファイナルファイナリストに残らないというので、なんかちょっと不安な部分もあったので、あの結果を見た時はすごく安心しました」
「決意表明をした時も『グランプリを獲りたいです!』とファンの皆さんに言っていましたし、ファンの方から『ファイナルに行けるよ!』という声もありました。サーキットでの特別投票でファンの皆さんがその場で投票してくれているのを見ていたので『ここまでやってくれたら絶対に残らないといけない!』と思っていました」
アピールポイントは「優しくて明るいところですかね」と森谷さん。普段はアニメや少年漫画を見ることが多いというが、神社仏閣巡りにもハマっているとのこと。「神社がすごく好きで、御朱印集めをよくやっています。御朱印集めは今年に入って3冊目に突入しています」と笑顔で話していた。
今回の最大目標であるグランプリ獲得に向けたファイナルステージが始まっているが、森谷さんは「もちろんグランプリを目指しているので、応援して欲しいんですけど、それ以上にファンの皆さんと一緒に楽しみたいという気持ちでいるので、ファンの皆さんも無理をしないようにしてほしいなと思います」とファンを気遣う場面も。
「本当に辛くなってしまったら意味がないので、楽しんで一緒にやれたら良いなと思います。 その結果として、トロフィーもらえたら嬉しいなと思っています!」と元気よく意気込みを披露した。
弓川 いち華/WinG
スーパーGTの中では人気ユニットのひとつであるWinGの一員である弓川さん。
「レースアンバサダーになったら新人賞があるというのは、事務所の先輩の名取くるさんが挑戦されている姿を見て知っていたので『レースアンバサダーになったら、まずは新人賞を獲ることを目標にしていました」と、早い段階からルーキーディヴィジョンのことは意識していたようだが、いざ投票が始まると期待と不安が入り混じる期間を過ごしたという。
「ファーストステージ期間中はどれくらい投票が集まっているか、『今どのぐらいです』っていうのも順位とかも出ないので、最初は『頑張るぞ!』と意気込んでいたんですけど、途中から急に不安になってきて『今、大丈夫なのかな? 』って思っていました。それでもサーキットに行くと楽しくて、みんなから『全然緊張してないんじゃないの? 』って言われるんですけど、ひとりになったらめっちゃ不安になっていましたね」
そんな中、励みになったのがファンの声援。投票の報告を聞くうちに心境も変わっていったという。
「ファーストステージ中は『グランプリを獲らなきゃ!』という気持ちが大きかったんですけど、みんなから『投票しているよ!』という声を聞いていたら、私がそんなに悩んでいたら、みんなも不安になっちゃうかもしれないと思って……。今は振り切っていこうという気持ちになっています!」
普段はグラビア活動をやっているとのことで「WinGのコスチュームはピタっとしていて身体のラインが分かると思います。グラビアだとお尻とかを褒めてもらえたりするので、そういうところにも注目してもらって、グラビアアイドルらしいスタイルにも注目してもらえたらなと思います」とアピールポイントを語る弓川さん。
「やっぱりグラビアとレースアンバサダーは、撮影時の立ち方が少し違って、最初は『きれいでカッコよく!』というのを意識して逆に悩んでいたんですけど、今は自分らしくいこうと思えるようになりました」と、ここでも周りを意識せずに自分らしさを重視しようと心がけていた。
そして、ファイナルステージ向けては、グランプリを目指していくと力強く宣言。「私はこういう挑戦をあまりしてなかったですし、性格的にも目標を掲げることもなかったんです。このルーキーディヴィジョンはレースアンバサダーを目指した時から『グランプリになりたい!』と思っていたので、グランプリを獲れるようにがんばります!」と意気込みを披露していた。
RiO/apr Victoria
今季はGT300クラスのaprを応援するapr Victoriaとして活躍するRiOさん。
「もちろん、本当の勝負はここからだと思っていますが、まずはファイナルステージに進出できてひと安心しています」と安堵の表情をみせていた。これまで、スーパー耐久ではraffinee μ’sとして活動経験があり、コスチューム部門で賞レースの経験はあるが、レースアンバサダー個人としての参加は初めてとなる。
「バイオリニストとしてずっと活動してきたなかで、初めてバイオリンを置いてサーキットに立つのは今年が初めてですし、自分からバイオリンを切り離して行う初めてのお仕事が、今年のスーパーGTです」
「正直、サーキットでバイオリンを演奏するのは大変な部分もあります。その大変さが、今年のスーパーGTではなくなった分、『(バイオリン以外で)私の売りになるものは何があるのかな』というのは、今でも模索中です。でも、レースにはすごく興味を持っていて、レース中はモニターをずっと見ていたいですし、可能であれば実際にコースの方にも見に行きたいなと、いつも思っています」とRiOさん。
「けっこう音でGT500/GT300と聞き分けられるようになりましたし、S耐とST-ZとかST-3クラスが分かるようになって『次(自分たちのチームが)来るな!』みたいな感じになり始めています」
ファイナルステージに向けては自身が狙っているグランプリはもちろんのこと、新しいチャレンジも重要視していきたいと語る。
「大人になると、新しい経験というのがなかなか出来ないじゃないですか。特に私はバイオリンがある生活に慣れていたので、何か新しい仕事を始めても結局バイオリンが絡んできます。こうしてレースアンバサダーとして新しい世界に入るのが楽しいですし、バイオリニストとレースアンバサダーは縁がないけど、こうしてのめり込むことができるんだなと感じています。ルーキーディヴィジョンへの挑戦もワクワクしていますし、グランプリを目指すきっかけにもなっています」
注目の2025ルーキーディヴィジョン ファイナルステージは7月6日まで投票が行われ、7月13日のギャルパラ七夕祭りで発表される。新人No.1の栄冠を掴むのは誰か、今年も発表の瞬間まで目が離せない。
[オートスポーツweb 2025年06月26日]