名取鉄平がアーティスト『TEPPEI』としてデビュー。ファーストシングル『Vision』配信開始「僕自身の“今”を詰め込んだ」

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2025年06月27日 13:00  AUTOSPORT web

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アーティスト『TEPPEI』としてシングルをリリースした名取鉄平
 レーシングドライバーとしてスーパーGT GT500クラス、ENEOSスーパー耐久シリーズで活躍する名取鉄平が、アーティスト名『TEPPEI(てっぺい)』として音楽活動をスタートさせ、ファーストシングル『Vision』を6月18日(水)にリリース。配信を開始した。

 名取は2000年9月11日山梨県出身。SRS-F出身で2019年には渡欧しFIA-F3を戦い、2021年には全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権のチャンピオンを獲得した。スーパーGTには2021年から参戦を開始し、2024年からはリアライズコーポレーション ADVAN Zを松田次生とともにドライブしている。またスーパー耐久にも参戦し、ST-Zクラスで活躍している。

 そんな名取が、新たに音楽活動をスタートさせることになった。「僕はこれまで、何度も音楽に救われてきました。ひとりで海外に渡ったときや、レースで結果が出ず苦しんだときなど、音楽がそっと背中を押してくれたんです」と名取は言う。そんな音楽に自ら携わり『自分の曲が誰かの支えになれば』と2025年1月から楽曲制作をスタート。6月18日にアーティスト『TEPPEI』としてファーストシングルとなる『Vision』をリリースした。

 この『Vision』は、「ファーストシングルということもあり、自分自身のために書いた部分も大きいのですが、同時に、いつも応援してくださっているファンの皆さんに寄り添えるような曲にしたいという想いがありました」とファンへの感謝やこれまでの経験を、まっすぐな言葉で表現した一曲だ。

 ぜひモータースポーツファンに聴いて欲しい『Vision』はメロウなラップナンバー。リリックの中には、“歌に綴る雲の上でセパンまでのフライト”というフレーズもある。6月26日からレースウイークがスタートし、名取も参戦しているスーパーGT第3戦にもピッタリ合う。

「これは実際に1月にセパンサーキットでテストが行われ、その行きのフライト中にこの『Vision』のリリックを考えていたので、その風景をそのまま落とし込みました」という。

「“僕が君のヒーロー 見てる景色 君と一緒”という部分では“君”=ファンの皆さんをイメージしていて、一緒にレースの景色を見てくれている、そんな思いを込めました」

 新たな活動に向け「僕はプロの歌手でもラッパーでもありませんが、自分にしか出せない“言葉”があると思っています」とTEPPEI。

「レースという夢を追いながら、音楽というもうひとつのフィールドでも表現していく。そんな僕自身の“今”を詰め込んだ楽曲です。これからも一緒に、新しい“Vision”を見つけていけたら嬉しいです」

 そんな“Vision”のリリースとともに臨むスーパーGT第3戦セパンに向け、レーシングドライバー名取鉄平は「セパンは自分にとっても得意なサーキットのひとつで、今シーズンの中でも特に重要なレースになると思っています。だからこそ、しっかり結果を出せるよう、優勝を目指して全力で挑みたいと思っています」と意気込んでいる。

TEPPEI『Vision』配信日:2025年6月18日配信リンク:https://big-up.style/btbjWuRN9n

[オートスポーツweb 2025年06月27日]

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