Moto3で活躍中の山中琉聖を起用! ダブルKOHTAとのトリオで挑むAstemo Pro Honda SI Racing

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2025年06月27日 15:01  AUTOSPORT web

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2025鈴鹿8耐:Astemo Pro Honda SI Racing
 伊藤真一率いるAstemo Pro Honda SI Racingが6月27日(金)に2025年鈴鹿8耐の体制を発表。エースライダーの野左根航汰を筆頭に、同チームで全日本ロードレース選手権ST1000を戦う荒川晃大に続く3人目のライダーが明らかになった。ロードレース世界選手権Moto3クラスで活躍している山中琉聖を起用することを発表。ダブル“KOHTA”と山中とのトリオでチーム4年目となる鈴鹿8耐にチャレンジする。

 山中は、鈴鹿8耐に参戦するのは初めてとなる。6月11〜12日の鈴鹿テストで初めて8耐マシンをライディング。このときは、気温、路面温度も低かったが、2分06秒台で周回するパフォーマンスを見せた。全日本ロードST1000に参戦している西村硝もテストに参加し、オーディションとなったが、今回は山中が選ばれた形だ。

「はじめに2025年もFIM世界耐久選手権"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦できることを心からファン、スポンサーの皆様に深く感謝いたします。2025年の鈴鹿8時間耐久レースの参戦は、SI Racingとして4年目になります。昨年までは思うようなレース展開ができず、ファンのみなさまや、スポンサー様の期待に応えることはできませんでした」と伊藤監督。

「今年は、表彰台獲得という目標を掲げ、JSB1000エース野左根航汰、ST1000期待の荒川晃太、そしてMoto3で活躍中の山中琉聖を迎え入れての新しいメンバーで挑戦いたします。また、ライダーのスキルを120%発揮できるように渡辺一馬をパフォーマンスディレクターとして起用し、チーム力を高めていきます。事前テストを見ているとライバルは昨年よりも一層速いマシンで挑んできます。Astemo様をはじめスポンサーの皆様と共にチーム一丸となって、事前準備をしっかり行い表彰台を目指します。応援よろしくお願いいたします」

 SI Racingとなってから4年目の鈴鹿8耐参戦となる。これまでチーム内の体制でも紆余曲折あったが、昨年、野左根が加入し、一本の芯が通った。野左根自身もホンダのマシンを理解し、チームに慣れて来るとパフォーマンスも上がってきている。鈴鹿8耐も、もちろん野左根を中心に今年加入した荒川、そして初参戦となる山中というトリオで表彰台はもちろん、優勝を狙う。

チーム名:Astemo Pro Honda SI Racing参戦クラス:EWCゼッケン:17マシン:Honda CBR1000RR-Rタイヤ:BRIDGESTONEライダー:野左根航汰、荒川晃大、山中琉聖

[オートスポーツweb 2025年06月27日]

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