エリック・クラプトンが注目する“日本人ギタリスト”として話題に! ソエジマトシキ「意味がわからなすぎて震えました(笑)」当時を回顧

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2025年06月27日 19:40  TOKYO FM +

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エリック・クラプトンが注目する“日本人ギタリスト”として話題に! ソエジマトシキ「意味がわからなすぎて震えました(笑)」当時を回顧
アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FM のラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00〜17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント) ”を探ります。

6月20日(金)、27日(金)の放送では、ギタリスト・ソエジマトシキさんがゲストに登場。ここでは、20日の放送の模様をお届けします。世界的ギタリストのエリック・クラプトンから受けた影響や、ギターを始めたきっかけなどについて語ってくれました。


ソエジマトシキさん、こっちのけんと



佐賀県出身のソエジマさん。2021年からアーティストとしての活動を本格的にスタート。“ネオ・ソウル・ギタリスト"として活動を続けるなか、ソングライティングとギターの演奏が印象的なインストサウンドを中心に作品を発表。登録者数30万を超えるYouTubeでギター教則動画を発信しながら、国内最大級のオンラインギタースクール「Soul Guitar Lab」を主宰するなど、演奏スキルを惜しみなくギター愛好家に伝えています。

◆“ギターの神様”に認められたギタリスト

こっちのけんと:今年、“ギターの神様”ことエリック・クラプトンが「今一番注目しているギタリスト」として挙げたのがソエジマさんということで、本当にすごいです。というわけで、ソエジマトシキさんをお迎えしております。よろしくお願いします!

ソエジマ:はじめまして! よろしくお願いします!

こっちのけんと:僕、楽器が弾けないタイプの音楽人でございます。というのもあって、ギタリストの方をめちゃくちゃ尊敬しているんです。仲のいいギタリストの方もいて、その人の影響で派手なメガネが好きになったんです(笑)。ソエジマさんもカッコいいメガネされていますね。

ソエジマ:ありがとうございます!

こっちのけんと:お髭も生やしてらっしゃって、そこの共通点ですごく安心感があります(笑)。この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間、モーメントを伺っていきます!

◆ギターを始めたきっかけはゲーム

こっちのけんと:それでは、ソエジマトシキさんの1つ目のモーメントは?

ソエジマ:「2006年頃 ギターとの出会い」です。

こっちのけんと:今おいくつですか?

ソエジマ:33歳です。

こっちのけんと:ということは、2006年だと16歳ぐらいのときですか?

ソエジマ:そうですね。15歳から16歳になるくらいの頃です。

こっちのけんと:どんな影響でギターを始めたんですか?

ソエジマ:当時、オンラインゲームにめっちゃハマっていて、それを“引退する”みたいな流れがあったんです(笑)。

こっちのけんと:僕もめっちゃやってました! ちなみに、何をやられていたんですか?

ソエジマ:「メイプルストーリー」(※ネクソン社が運営するオンラインRPG)です。

こっちのけんと:マジですか!? 僕、今でもやってます(笑)。引退したんですか?

ソエジマ:受験する、みたいなそれっぽい理由ですね(笑)。そこから次の趣味ということでドラムとかをやりたかったんですけど、家にはドラムがないし、父親のギターがあったので「これだ!」と。

こっちのけんと:なるほど! お父様は音楽関係の方ですか?

ソエジマ:いえ、普通の会社員です。

こっちのけんと:趣味で弾いていたものが家に置いてあったんですね。環境の話で言うなら、僕と一緒です(笑)。僕もオンラインゲームにハマっていて……引退はできなかったんですけど(笑)。父もすごくギターが好きで、リビングに飾ってありました。ギターはどうやって学んだのですか?

ソエジマ:最初、僕は「この音楽がやりたい!」っていう強い気持ちはないタイプだったので、教則本から入って、「大きな古時計」を弾いたりしていました。流行の歌は知らなかったです(笑)。

こっちのけんと:「大きな古時計」を練習したということは、歌ではなく、ギターでメロディを弾く感じですか?

ソエジマ:当時はコード進行をただ弾いているだけって感じでしたね。それを父親が見かねて、「これを聴くといいよ」とクラプトンのCDをくれたんです。

こっちのけんと:なるほど!

ソエジマ:何も知らない無垢の状態でブルースを聴いたので、最初は渋すぎて「何これ?」って感じでしたね。同じ時期、邦楽だとB'zとかサザンオールスターズとかも聴いていました。サザンは父の影響で、B'zは自分でハマりました。

こっちのけんと:今年の春ぐらいにエリック・クラプトンと会っている写真がSNSで公開されていましたよね。あれって、どういう経緯があったんですか?

ソエジマ:「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)という番組で、クラプトンさんにインタビューする企画があって、そのなかで「日本の音楽も聴かれますか?」と訊かれたときに、なんと僕の名前を挙げていただいたんですね。その場では名前を覚えていらっしゃらなかったんですけども、そのあとスタッフから連絡があって、僕のことだとわかりました。

こっちのけんと:すごい! 連絡が来たときはどんなお気持ちでした?

ソエジマ:意味がわからなすぎて震えました(笑)。


こっちのけんと:そうですよね(笑)。音楽シーンを見てくださっているだけでも、音楽をやっている身としては嬉しいじゃないですか。それなのに、まさか自分を名指しとなると衝撃ですよね。そこから変わったことってありましたか?

ソエジマ:あれから1ヵ月くらい経ちましたけども、自分の「一音弾く意味」が少し変わりました。

こっちのけんと:なるほど〜! 今、めっちゃ感動しました。気持ちがわかるといいますか、僕も数年前までは自由気ままにというか、アカペラをやったり、好きな曲をカバーしていたんですね。去年ぐらいから本格的にオリジナル曲を作り始めて、「紅白(歌合戦)」などに出させていただいてから、応援してくださっている人たちが見えてくる感覚があります。伝えるべきこと、今じゃないけどいつか言いたいなってことを心のなかに貯めておくというか、そこらへんをセーブするようになりました。変わってきたことって、きっとそういう感じなんだろうなって思いました。

ソエジマ:けんとさんはメジャーなシーンでやられていると思うのですが、似たようなものはあると思いますね。受け取り方が変わるというか、それも含めて音だったりするじゃないですか。

こっちのけんと:めっちゃわかります! 音の弾き方というか、(心の)込め方ですよね。

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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00〜17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT
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