元フジ渡邊渚、歩んだ2年を回顧 PTSD、退職、父の涙…『水平線』に託す“再出発”の想い

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2025年06月27日 19:52  ORICON NEWS

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渡邊渚【撮影/谷脇貢史】 (C)ORICON NewS inc.
 元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーで活動する渡邊渚(28)が27日、自身のインスタグラムを更新。1st写真集『水平線』へのサイン入れを終え、これまで支えてくれた家族や友人、ファンへの感謝の思いをつづった。

【写真】“再出発”写真集を前にダブルピースで笑顔の渡邊渚

 投稿では、週刊プレイボーイで語った撮影の裏話に触れつつ、「今日はこれまで支えてくださった方々に感謝を伝えたい」と宣言。中でも、自身の病状や仕事の離脱で苦しませてしまった家族への想いが深く、「両親には、この2年とても苦しい思いをさせてしまいました。事実を知った時の父の涙は忘れられず、脳裏に焼き付いています。PTSDになったこと、せっかく就職した会社を辞めることなど、受け止め切れない現実をたくさん突きつけてきてしまったし、きっと娘にこんな人生を歩んでほしくなかったと思います」と、胸の内を率直に明かした。

 続けて「友人たちは常に心配して、毎日生存確認の連絡をくれたり、お見舞いに来てくれたり、前を向かせてくれました。『何があったとしても変わらないから』という言葉に救われました」と伝え、日々のSNSを通じて届くファンの励ましにも感謝。「今は、立ち止まるしかなかった日々も無駄じゃなかったと思えます」と、ようやく前を向けるようになったことを報告した。

 写真集『水平線』は、渡邊が再出発の意志を込めて制作した1冊。発売日の25日にはインスタを通じて「何にも遮られることのなく、陸・海・空が区別されない美しい水平線に向かって、私も出航する日だと思ってます。過去に未来を奪わせないし、明けない夜はなくて、水平線から必ず太陽が昇ってくる。再び輝けることを証明したいという願いを込めた写真集になっています。たくさんの方に届いて欲しいです!」と呼びかけていた。

 渡邊は2020年にフジテレビに入社し、『めざましテレビ』や『もしもツアーズ』などに出演。PTSDによる休養を経て24年8月に退社、フリーランスとして活動開始し今年1月にフォトエッセイ『透明を満たす』を発売。現在はエッセイ執筆やモデル、バレーボール関連MC、さらには大学での講演など幅広く活動している。

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