佐野元春、デビュー45周年記念サイト第3回を公開　1990年〜1994年の活動を振り返る

　シンガーソングライター・佐野元春のデビュー45周年を記念して制作された特設サイト『Motoharu Sano 45』が更新され、1990年から1994年までの活動を特集した第3回が公開された。

【画像】佐野元春ヒストリー〜ファクト1990-1994『TIME OUT!』より

　『Motoharu Sano 45」は、1980年のデビューから現在に至るまで、日本語ポップ／ロック表現の可能性を切り拓き続けてきた佐野の足跡を9期に分けて紹介する記念企画。全9回にわたり計10万字超の活動ヒストリーに加え、詳細なディスコグラフィ、縁の深いミュージシャンへのインタビューなどで構成されている。

　今回公開されたPart3では、1990年代前半の活動に焦点を当てる。「佐野元春ヒストリー〜ファクト1990-1994」では『TIME OUT!』『SWEET 16』『THE CIRCLE』といった代表作を通して、佐野元春 with THE HEARTLANDの解散までの歩みを約1万2000字でドキュメントとして紹介している。

　また、インタビューコーナー「佐野元春サウンドを鳴らした仲間たち」では、THE HEARTLANDからTHE HOBO KING BANDへと唯一在籍し続けたキーボーディスト・西本明が登場。佐野との出会いや名曲「レインボー・イン・マイ・ソウル」の制作秘話、スタジオやライブでのエピソードを語っている。

　ディスコグラフィコーナーでは、ソニーミュージックのアーカイブ室に保存されていたEPIC時代の再生メディアを新規撮影し、1990年〜1994年の作品を発売順に掲載。ウェブマガジン『otonano』の既発記事とも連動して楽しむことができる。

　『Motoharu Sano 45』は、ウェブマガジン『otonano』の別冊企画として今年4月から毎月第4週に無料配信されており、12月まで全9回にわたって更新される予定。各回は配信後もバックナンバーとして閲覧可能となっている。