まさかの予選Q1敗退となってしまった、スーパーGT第3戦の23号車MOTUL AUTECH Z 12年ぶりの開催となった2025スーパーGT第3戦マレーシア・セパン。2度の練習走行では上位陣の顔ぶれが毎回変わる、読めない展開の中、予選では優勝候補、表彰台候補のチームが予選Q1で敗退するシーンが見られた。さらに直前の練習走行でトップタイムをマークしていた39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraが予選Q2でまさかのコース上ストップ。予選後に聞くことができたドライバー、チームに予選の状況について聞いた。
「僕は前のマシンとの間隔を開けられなくなってプッシュできないですし、そこで間隔を開けたらタイヤの熱が冷えてしまうしで、結局もう1周行ってアタックしましたが、タイヤのコンディションが合わない状況でした。それでも、ベストなタイミングでアタックできていたとしても、(同じヨコハマタイヤを装着している)19号車WedsSport ADVAN GR Supraのタイムは見えないですね。このコースはテストで走っていますし、セパンは得意な意識がありますので、レースは初めてなのでいろいろ模索しながらになりますが、頑張りたいです」
⚫︎39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra/10番手/脇阪寿一監督
直前の練習走行でトップタイムをマークして、予選ポール候補、そして優勝候補の一台と見られていた39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra。しかし、予選Q2の開始直後、アウトラップ中にエキゾーストから白煙と炎が上がり、コースサイドにマシンをストップ。そのままQ2でアタックすることはなく、明日の決勝は10番グリッドでレースを迎えることになった。予選後、脇阪寿一監督に状況を聞いた。