松岡昌宏が沈黙の国分太一を「奈落の底」とおもんぱかる　TOKIO内いじめ「全くない」報道否定

25日に解散したTOKIOの松岡昌宏（48）が27日、ニュース番組などの取材に応じた。28日に初日の主演舞台「家政夫のミタゾノ　THE STAGE　レ・ミゼラ風呂」（愛知・東海市芸術劇場）のため劇場を訪れた松岡は取材陣の問いかけに「スポンサーや福島の皆さん、いつもTOKIOを応援してくれるファンの皆さま、番組の関係者の方々、すべての方々に申し訳ないと思っています」と謝罪した。

解散については「残念ではありますが、城島と松岡がこれ以上、TOKIOを名乗るわけにはいかないということになり解散となりました」と説明。さらに「次に人がかけることになったら終わりということは話しをして会社を立ち上げた」と、今回の件を受けて、契約の整理など現在残っている業務や、関係各所との調整などを終えた後に廃業する「株式会社TOKIO」を設立する際のメンバー間の話も明かした。

また、きっかけとなった国分太一（50）のコンプライアンス違反についてはプライバシーの観点などから「城島も自分もうちのスタッフも誰も知りません」と話した。国分とも電話で連絡はとっているとし「多分もう奈落の底にいる状態なので、恐らくなんですが、国分は今一番こういう形（囲み取材）で話したいと思うんですね。彼は責任感が強い男ですから。ですが、今、彼がここにいたところで何も言えることがないので」と、プライバシー保護などの理由で沈黙しているとおもんぱかった。

一部報道では、TOKIO内でいじめがあったとも報じられている。松岡は「はっきり言わせてもらいますがいじめは全くございません。自分もそれを聞いた時、『は？』っていうことになりました」と否定した。

TOKIOは94年にデビュー。日本テレビ系「ザ！鉄腕！DASH！！」の企画などで、福島県内で野菜作りなどに取り組み、東京電力福島第1原発事故後も県産品をPRするなど連携してきた。今月20日、コンプライアンス違反があったとして国分が無期限活動休止に。24日に城島と松岡の2人が話し合って解散を決断し、25日の発表に至った。