最終予選で大クラッシュ。ワーケンホルストのアストンマーティンが決勝前に撤退／スパ24時間

ニュルブルクリンクに続き、2週連続でIGTCの24時間レースが行われているスパ・フランコルシャン

　ワーケンホルスト・モータースポーツの34号車アストンマーティン・ヴァンテージGT3は、6月27日に行われたスーパーポールでのエンリケ・シャベスのクラッシュを受け、決勝を前にクラウドストライク・スパ24時間レースからの撤退を決めた。

　シャベスは2周目のフライングラップ中にマシンのコントロールを失い、ターン12出口でタイヤバリアに激しくクラッシュした。この事故により、当該セッションは赤旗中断となった。

　アストンマーティンの広報担当者はクラッシュ後、「マシンの損傷が深刻で、スパ24時間レースへの参戦までに修復することは不可能」であると述べ、同チームが決勝を前に撤退することが明らかとなった。

　また、シャベスには負傷がなかったことも確認されている。

　この撤退により、第78回を迎えるアルデンヌ耐久クラシックの出場台数は74台となっている。

　なおワーケンホルストとしては、このイベントにもう1台の車両をエントリーしている。シルバーカップに出場する35号車では、ロマン・ルルー、マテオ・ビジャゴメス、オリバー・スーダーストロームの3人が決勝へと出走する。

　IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第3戦スパ24時間レースの決勝は、6月28日16時30分（日本時間23時30分）にスタートが切られる。

[オートスポーツweb 2025年06月28日]

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