30日は関東の平野部で急な雨や落雷に注意 7月1日〜3日は毎日のように雨で雷も

1

2025年06月28日 17:39  日本気象協会

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

関東甲信地方は、29日(日)は晴れる所が多いですが、30日(月)は各地で天気急変の可能性あり。関東の平野部も含めた広い範囲で急な雨や落雷に注意を。7月1日(火)から3日(木)も毎日のように雨が降って雷雨になる所もあるでしょう。なお、局地的な雨雲によって狭い範囲で気圧が変化すると体調不良が起こりやすくなりますので、ご注意ください。

明日29日も真夏のような暑さ

画像A

今日28日(土)の関東甲信は広く晴れて、真夏のような暑さとなりました。15時半までの最高気温は、伊勢崎(群馬県)は35.6 ℃、甲府(山梨県)35.4 ℃、八王子(東京都)で35.1 ℃など、猛暑日の所も。東京都心は33.8℃と、6月に入って11回目の真夏日となり、1875年の統計開始以降で6月として最多記録を更新しました。早い時期から体にこたえる暑さの日が多くなっています。

明日29日(日)も各地で晴天と厳しい暑さが続くでしょう。内陸部では35℃前後まで気温が上がりそうです。東京都心は明日も30℃を超える予想で、6月の真夏日日数の最多記録をさらに更新する見込みです。
なお、午後は山沿いでにわか雨の可能性があります。レジャーなど屋外で過ごす方は天気の急変にもお気をつけください。

来週は雨や雷雨の日が多くなる

30日(月)も晴れますが、午後は平野部も含めた広い範囲でにわか雨や雷雨があるでしょう。通勤の際に晴れていても、雨具をお持ちになるとよさそうです。気温は朝から高く、日中は33℃前後まで上がるでしょう。

7月1日(火)から3日(木)にかけては湿った空気や気圧の谷の影響で、雨が降りやすくなります。雷雲が発達することも考えられ、各地で急な強い雨や落雷に注意が必要です。気温だけでなく湿度も高く、蒸し暑いでしょう。

関東甲信の梅雨明けは

画像C

昨日27日(金)は九州南部、九州北部、四国、中国、近畿が梅雨明けしました。

関東甲信は28日現在、梅雨明けの発表がありませんが、7月4日以降は晴れる日が多くなるでしょう。7月上旬には梅雨明けする可能性があり、平年よりかなり早い梅雨明けとなりそうです。

急な気圧低下による頭痛やめまいに注意

画像D

なお、明日29日(日)は、各地で気圧が低下するでしょう。関東北部や甲信では影響度が「中」の所があり、気圧変化によって体調を崩しやすい方はご注意ください。

30日(月)は気圧の上昇する所が多いですが、局地的な雨雲によって狭い範囲で気圧が変化する可能性があります。このような場合は、急速な気圧低下によって体調不良が起こりやすいので、ご注意ください。

7月1日(火)以降は関東北部と甲信地方で気圧が大きく低下する日があるでしょう。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。耳マッサージや耳回し、首肩のストレッチをこまめに行うとよいでしょう。

医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生

    ニュース設定