「あなたを奪ったその日から」クランクアップ北川景子主演ドラマ「あなたを奪ったその日から」に出演する、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平(Snow Man)、筒井道隆のクランクアップ写真とコメントが到着した。
本作は、食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)に憎しみを抱く中、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐することから始まる、11年に及ぶ母の復讐と親子愛の物語。
今回クランクアップを迎え、旭を追いかける週刊誌の記者・東砂羽役の仁村は、「自分と同じ名前の役名をすることは、なかなかないと思うので、とても思い入れがあります」と告白し、「最終回に向けて、さらに怒涛の展開になっていき、目が離せないラストになっていると思います。わたしも最後まで放送、楽しみにしています」と挨拶。
罪を胸に抱え生きてきた旭の娘・梨々子役の平は、「現場はとっても和やかで、平和で、現場に来ることが、すごく楽しみでした。梨々子という役を演じさせていただいて、自分でも知らない感情が芽生えたり、とても新鮮で、すごく刺激的な日々を過ごさせていただきました。本当に素敵な作品と出会えて、私も嬉しく思います」とコメント。
紘海に結城家の内情を教えたり、旭に紘海の正体を伝えたりと、キーパーソンとなった玖村役の阿部は、「とても濃い撮影期間を過ごすことができました。自分にとって、これまで演じたことのない役どころでしたので、挑戦という感じでした。“玖村”としては、さんざんな人生を送らせていただきましたが、そんな玖村を愛していただけているような演技が、僕ができていたとしたら…、いいなと思っています」と試行錯誤しながら役と向き合っていたことを明かした。
旭の右腕・望月役の筒井は、「とてもやりがいのある役をさせていただき、有難かったです。ドラマの内容は、すごくハードではあったのですが、現場はとっても和やかで、楽しかったです」とふり返った。
第10話では、紘海の娘・美海(一色香澄)こそが、長年行方不明だった自分の娘・萌子だと知った旭が、誘拐犯である紘海を追い詰め、同時に、成長した萌子と再会。美海を紘海から引き離し、萌子として結城家に連れ戻す様子が描かれた。しかし、「私、お母さんの子でいい」と紘海にすがる美海の姿や、本心とは裏腹な言葉で傷つけ、突き放す紘海の姿が多くの視聴者の涙を誘った。
そして続く第11話は、6月30日放送となる。
第11話あらすじ(6月30日放送)
“萌子”として結城家に戻った美海(一色香澄)が、ようやく新しい環境に慣れてきた頃、「スイッチバック」の関西進出を目前に控えた旭(大森南朋)は、木戸(中原丈雄)から一刻も早く紘海(北川景子)を逮捕させて事態を収拾するよう急かされるが、萌子の気持ちを思うと決心がつかない。
同じころ、砂羽(仁村紗和)もまた、長年追いかけてきた食品アレルギー事故の真相を記事にするかどうか迷っていた。父である鷲尾(水澤紳吾)が最期まで守り抜いた真実を、娘の自分が暴くことを躊躇(ちゅうちょ)していた。
一方、美海を失い、すっかり生きる気力を失った紘海の元には雪子(原日出子)がやって来る。雪子は、美海への贖罪を口にしてうなだれる紘海にある思いを伝える。
復讐相手の娘を誘拐するも自分の犯した罪に苦しみ、葛藤しながら生きてきた紘海と、そんな紘海の愛情を受けて育った美海。もはや会うことすら許されない親子の運命は――。
「あなたを奪ったその日から」は毎週月曜日22時〜カンテレ・フジテレビ系にて放送中。
(シネマカフェ編集部)