小椋藍、予選でも転倒と流れを掴めずスプリントも下位に沈む「思うようにいかない」/第10戦オランダGP

0

2025年06月29日 06:20  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2025MotoGP第10戦オランダGP スプリント
 6月28日、2025年MotoGP第10戦オランダGP MotoGPクラスの2日目のセッションがTT・サーキット・アッセンで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は予選で20番手を獲得し、スプリントでは12位でフィニッシュした。

 マシンが激しく燃える衝撃的なクラッシュがあったものの、幸い小椋に怪我はなく、2日目も無事出走した。迎えた予選Q1は、1度目のアタックで1分32秒080で3番手タイムを記録するも翌周に8コーナーで転倒。急いでガレージに戻り、2台目のマシンで2度目のアタックに臨むも自己ベストを更新できず、Q1を10番手で終えた。スプリントと決勝レースは20番手からのスタートが決まった。

 午後のスプリントは13周。オープニングラップで19番手に上げると、4周目にもうひとつポジションを上げて18番手でレースを折り返す。前半はレースペースが良くなかったものの、後半から徐々に良くなり、1.5秒先のロレンツォ・サバドーリ(アプリリア・レーシング)との差を縮めていく。

 中盤には上位ライダーの転倒もあり17番手に浮上した小椋は、サバドーリを猛追。0.160秒差で最終ラップに入るも攻略しきれず、17位でチェッカーを受けた。


トラックハウス・MotoGPチーム 小椋藍(予選:20番手、スプリント:17位)

「今日のスプリントはあまりうまくいきませんでした。まずグリップが良くなくて、特に1周目は前に出るのがかなり難しかったです。最初の4つのコーナーが全部右コーナーなので、みんな同じライン取りで、何か仕掛けるのはなかなか難しい状況でした。なので、序盤は前のライダーに引っかかる展開になりました」

「その後も少し間隔は空いたのですけど、オーバーテイクに苦労して、結局ポジションを上げることはできませんでした。今週末は全体的に少し難しい展開で普段なら周回ごとに自信を積み上げていけるのですが、昨日のクラッシュから今日はまたイチから自信を取り戻そうとしていたところで、また転倒してしまいました。なかなか思うようにいかないですね。もっと良いフィーリングと安定感を掴んでいきたいです」

[オートスポーツweb 2025年06月29日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定