つるの剛士、夫婦円満の秘訣は「干渉しないこと」

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2025年06月29日 16:08  ORICON NEWS

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著書『つるのの恩返し』の発売記念会見に出席したつるの剛士
 タレント・つるの剛士(50)が29日、都内で行われた著書『つるのの恩返し』(講談社刊)の発売記念会見に出席した。

【写真】「凄い!プロですね」妻の編み物作品を披露したつるの剛士

 つるのは、二度の男性育休を経験し、幼稚園教諭二種免許と保育士資格を取得。その育児はつねに注目を集めてきたが、50歳の節目に刊行した本書が、自身初の子育て本となる。海外留学、勉強好きなど好きな道を歩む5人の子ども。結婚20年を超えても夫婦仲良し。「令和家庭の理想像」を地で行く、つるの家の子育ての秘訣などをつづっている。

■以下、取材の主な一問一答

――『つるのの恩返し』が発売されて、率直な今の気持ちは?
執筆しながら自分の人生を振り返り、両親や家族、周囲のスタッフの皆さんの支えでここまでこられたんだなと、書き終わった時には感謝でいっぱいでした。実は、僕の知らないうちに母、妻、5人の子ども、僕の妹たちが取材に答えて登場しています。妻のインタビューは今日ここで初めて読みますので、ドキドキしています(笑)。

――子育てでいちばん大切にしていることは?
5人の子どもを育てて、僕自身も子どもたちと共にここまで歩み、育てられ、親にさせてもらいました。共に育つで“共育”だと思います。そして子育ては、心配するより信頼が大事。6年海外留学をして先日帰ってきた長男は非常に逞しくなっていました。信頼して送り出してよかったと、心から思います。子供を信頼することで、僕自身も豊かな人生を歩ませてもらっています。

――夫婦仲を円満に築くための秘訣は?
お互いを信頼し、干渉しないこと。そして感謝の気持ちを言葉に出すことではないでしょうか。ですが、干渉しないとはいってもコミュニケーショは大切にしていて、ちょっとした時間に二人で話したり、出かけたりしていますね。

――つるのさんにはサプライズで行った、子どもたちへのアンケート結果が本書に収録されていますが、印象に残った回答は?
次男が、パパの好きな料理は「納豆」「チキンラーメン」と答えていて、それ料理じゃないなと(笑)。でも実は、ただの納豆ごはんではなく、納豆にごま油や韓国海苔、チキンラーメンにはニンニク、牛乳、ネギ、固茹での卵、ラー油を少し入れて、僕にしか作れない細かいこだわりのある完璧な仕上がりなんですよ。

――6月15日の父の日に嬉しいことはあリましたか?
長男が留学先のカナダから帰国して、初めての父の日でした。朝起きたらなんと長男が、バイト先で購入したというお酒をプレゼントしてくれて。その後、妻からも花や手紙をもらいました。とても嬉しかったです。お酒は特別な日までとっておこうと思っています。

――本書に収録されている妻へのインタビューを、つるのさんは今、初めて読んだとのこと。妻の言葉についての感想は?
「彼(つるのさん)の人生はかっこいいと思います」という始まりがいいですね! 「つるのと結婚して本当に良かった」――この言葉を読めてよかった! こんなことを直接言ってもらったことがなかったので、これだけでも僕にとってこの本を買う価値があります!この本は僕から妻へのラブレターでもありますが、妻からもラブレターをもらったように感じます。夫婦関係についても、「干渉しない」と、妻も同じことを言っていますね。夫婦で同じことを考え、感じているんだなあと。家で妻とゆっくり話したいと思います。そして「ありがとう」と伝えたいです。

――50歳を迎えての意気込みや今後の目標は?
僕自信も、これからの「つるの剛士」が楽しみです。これまでの経験を活かしながら、皆さんに恩返しできればと思っています。そのためにも、努力とチャレンジを続けていきたいと思います。

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