芦田愛菜、阿部寛と初共演 映画『俺ではない炎上』追加キャストに藤原大祐、長尾謙杜、夏川結衣

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2025年06月30日 07:00  ORICON NEWS

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阿部寛主演、映画『俺ではない炎上』メインビジュアル (C)2025「俺ではない炎上」製作委員会 (C)浅倉秋成/双葉社
 俳優の阿部寛が主演する映画『俺ではない炎上』(9月26日公開)の追加キャストが発表され、芦田愛菜、藤原大祐、長尾謙杜、夏川結衣の出演が明らかになった。ある日突然SNSで身に覚えのない事件の犯人に仕立て上げられ逃亡をはかる主人公・山縣泰介(阿部)の姿を映し出した予告、ポスタービジュアルも解禁となった。

【動画】阿部寛が追い詰められる『俺ではない炎上』本予告

 原作は、ジャンプSQ.で連載中の漫画『ショーハショーテン』の原作・脚本や、第43回吉川英治文学新人賞候補になり映画化もされた『六人の嘘つきな大学生』などの浅倉秋成の同名小説(双葉文庫)。SNSで根拠の乏しい情報が<真実>となり大きな事件へと発展する、現代のえん罪の恐怖を描いた意欲作。

 芦田が演じるのは、山縣を追う謎の大学生・サクラ。本作で阿部と初共演となる。さらにサクラと同じ大学に通い、インフルエンサーとして活動する大学生・住吉初羽馬を藤原大祐。山縣が勤めるハウスメーカーの取引先・青江を、長尾。山縣の妻・芙由子を、夏川が務める。さらに三宅弘城、橋本淳、板倉俊之、浜野謙太、美保純、田島令子ら個性豊かな俳優陣が脇を固め、物語に奥行きを与える。

 今回解禁された本予告映像では、スピード感あふれる展開と共に、物語の全容と主人公・山縣の人物像が明らかに。大手ハウスメーカーの営業部長・山縣は、ある日突然、SNS上で個人情報を晒され、殺人犯に仕立てあげられる。身に覚えのないことに混乱する山縣だったが、ネットにはまとめサイトが立ち上がり「たいすけ」というアカウント名で投稿されたが記事が山縣のものとして一気に拡散されていく。

 否定を続ける山縣をよそに、ネット民の言動は徐々に過激になり、日本中が敵になっていく…。誰かが自分を陥れようとしているに違いない、でも一体誰が。自分を恨んでいる人に心当たりのない山縣は、逃げ回る道中で、会社の同僚・塩見(浜野謙太)を尋ねるが、「本気で聞いてるんですか?」と目を丸くする。

 そして精神共に追い詰められうなだれる山縣の横に「SNSから全て崩壊する」というテロップ。「あんたが諸悪の根源だからだろうが!」と誰かに怒り叫ぶサクラ)、「どうして僕がこんな目に」と嘆く初羽馬、車の中の人物を見つめる青江、「主人がやったんでしょうか」と泰介への疑念を払しょくできない妻の芙由子…といったキャラクターたちが、この事件にどう関わっているのか。

 「唯一助かる方法があるとすれば、選ぶべき道は一つだけ。逃げる。逃げ続ける。それだけです。私はあなたに逃げ切ってほしい。」この手紙は誰が泰介に宛てたのか。そして、#ネタバレ厳禁の衝撃結末とは。

 追加キャストの発表に伴い、映画の核心を捉えた本ポスタービジュアルが解禁。今回のビジュアルは、主人公・山縣泰介を、激しく燃え盛るSNSの炎上模が取り囲むという、見る者に強烈なインパクトを与えるデザイン。中央に配された「えっ、SNSで人生終了――!?」という背筋も凍るキャッチコピーは、現代社会の誰もが直面しうる恐怖をあおる。

 さらに、炎上投稿群をよく見ると、主人公の個人情報を特定する情報にとどまらず「#この男が犯人です」「泰介オワタ」「人生終了!!!!!!」といった、刃物のように鋭利な言葉が投げつけられている。追い詰められた山縣が見据えるその先には、一体何が待ち受けているのか。泰介を取り巻くキャラクター陣の不気味にもとれる笑顔の写真群も、一体誰が泰介をハメたのか、すべてが疑わしく見え、ますます本作の鑑賞意欲をさらに掻(か)き立てるビジュアルになっている。

■キャストコメント

▼芦田愛菜

現代において、SNSはとても身近で、何気ない投稿が、ある日突然自分の生活や誰かの生活、そして世の中までを変えてしまうということは、もしかしたら明日自分の身に起こるかもしれない、他人事とは思えない、そんな話なのではないかと思いました。
私自身、オンライン世界とオフライン世界、双方の人間関係のあり方について改めて考えさせられました。
映画を見終わった後に、家族や友人など自分の大切な人たちと直接会って話したい、と思っていただける作品になっていたら嬉しいです。

▼藤原大祐

住吉初羽馬(すみよし・しょうま)を演じさせていただきました、藤原大祐です。
今作は、たった1件のリポストで、1人の男性の人生が一変してしまうストーリー。
現代の風刺とも取れるこのような作品に携われることになり、嬉しさと同時に責任感を大きく感じています。
初めて台本を手にした時、とても他人事のようには思えず、SNSが発達した現代において誰しもが経験し得る「現実的なフィクション」であると思いました。
それぞれの正義が多角的にぶつかり合い、炎のように燃え上がっていく姿がたくさんの方に届くとうれしいです。

▼長尾謙杜

この作品には、「現代で問題視されていること」が、たくさん詰まっています。本当か嘘かわからない情報で、他人のことを悪く言ったり書いたりする。そして、その影響がその人に出るのかを、映像を通してエンターテイメントとして楽しんでいただけると思います!
どうぞお楽しみに!

▼夏川結衣

台本を頂き、読み進めると直ぐに『俺ではない炎上』の世界に引き込まれていきました。SNSというものの便利さと、それ以上の危うさを改めて感じさせられましたが、何よりも主人公の山縣泰介には引き込まれます。「自分は悪くない!」という強い思いがある。ですが、実は、自分が思う自分と他人や家族が感じている山縣泰介にはズレがある事わかっていく。これは誰にでも少なからずある事ではないでしょうか。逃亡を続ける山縣泰介が辿り着く先に何があるのか、犯人は誰なのか、皆様、お楽しみください。


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