GT300トップでピットインするも、左フロントタイヤ交換でナットが飛びタイムロスを喫したGreen Brave GR Supra GT 2025スーパーGT第3戦セパン 6月28日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催された2025スーパーGT第3戦のGT300クラス決勝。1周目からピットインまでトップを走行していた埼玉Green Braveの52号車Green Brave GR Supra GTは、ピットストップとコース上でのタイムロスで掴みかけた勝利を逃してしまった。
18号車UPGARAGE AMG GT3がポール・トゥ・ウインを飾った2025スーパーGT第3戦セパンのGT300決勝だが、スタート後のターン4では野中誠太がドライブする52号車Green Brave GR Supraがトップを奪うと、25周目のピットインまでクラストップを走行していた。
そう語る近藤エンジニアだが、実はセパンではピットでのタイムロスに加え、吉田広樹がコースに戻った際、周回遅れの車両が数周にわたり前を塞いだため、1周あたり数秒単位でロスしてしまったことも優勝を逃した原因だと明かした。フィニッシュ時の52号車Green Brave GR Supraと18号車UPGARAGE AMGの差は0.933秒。仮にこのタイムロスがなければ、2台によるトップ争いが終盤展開された可能性もあっただろう。