
【写真】“ヒトラー南米逃亡説”を大胆なアプローチで映画化! 『お隣さんはヒトラー?』ビジュアル
第2次世界大戦下、ナチスはユダヤ人迫害や教会を弾圧し、圧政を進めていた。そのナチスと闘い続けた実在のドイツ人牧師ディートリヒ・ボンヘッファー(1906〜1945年没)。平和を祈る聖職者でありながら、彼はいかにしてスパイ活動に身を投じ、ヒトラー暗殺の共謀者になっていったのか? 彼の死から80周年を迎えた今年、家族思いの青年であり、勤勉なキリスト者であり、そして抵抗運動の闘士と化して生き抜いた39年間の短くも濃密な生き様と、“20世紀を代表するキリスト教神学者の一人”と呼ばれる英雄の知られざる人物像が明らかとなる。
監督・脚本・製作を務めたのは、『ハドソン川の奇跡』や『博士と狂人』など実話を得意とする名シナリオライター、トッド・コマーキニ。知られざる真実に斬り込む人間ドラマに定評のあるコマーキニが、ドイツでは誰もが知る歴史上の人物であり、現在もなお人々の思想に大きな影響を与え続けるひとりの男の生涯を描き切る。
ボンヘッファー役を演じるのは、舞台演劇出身のドイツ人俳優ヨナス・ダスラー。2019年、ファティ・アキン監督作『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』で主人公の連続殺人犯を演じ、ドイツ映画賞の主演男優賞にノミネートを果たした。後にVariety誌「注目すべきヨーロッパの若手映画人10人」にも選出されている。共演には『イングロリアス・バスターズ』『名もなき生涯』のアウグスト・ディールや『エイリアン:ロムルス』のデヴィッド・ジョンソンらが名を連ねる。
映画『ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』は、11月7日より全国公開。
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