RIWOO(P)&(C)KOZ Entertainment.【モデルプレス=2025/06/30】6人組ボーイグループ・BOYNEXTDOORが6月28日〜30日にかけて、日本初アリーナ単独公演「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’ ENCORE IN JAPAN」を開催。ここでは、29日夜公演の模様をレポートする。【記事末尾にセットリストあり】
BOYNEXTDOORは、SUNGHO、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、LEEHAN、WOONHAKの6人で構成されたHYBE MUSIC GROUPレーベル・KOZ ENTERTAINMENT所属のボーイグループ。人気アーティストであり、敏腕音楽プロデューサーでもあるZICOが初めてプロデュースしたことでも注目を集め、グループ名には、親しみやすく自然な魅力で人々の心に寄り添っていく「隣の少年たち」という意味が込められている。
2024年12月14日・15日の韓国・仁川公演を皮切りに、日本をはじめ世界全13都市を巡るグループとしては初のワールドツアー「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’」を成功させた彼らは、そのアンコール公演として、2025年6月28日〜30日に「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’ ENCORE IN JAPAN」、そして7月25日〜27日に韓国・ソウルKSPO DOMEにてファイナル公演「BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’FINAL」を開催する。
スクリーンが開き6人の姿が現れると凄まじい歓声が沸き起こり「(TAESAN)BOYNEXTDOORが東京に帰ってきたよ!東京!Are You Ready?」「(JAEHYUN)ONEDOOR声出せんのか?」という煽りとともに『Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.)』から勢いよくスタート。怪しい表情に一変した『Dangerous』の後のMCでは、JAEHYUNがWOONHAKを「いつもより特別なハンサム」と褒めたり、WOONHAKの「心が熱い」発言に合わせてSUNGHOが胸を掴んで回すようなジェスチャーをしたり、LEEHANが最近覚えたという日本語「界隈」を使って「ちなみに僕はお魚界隈なんですが、皆さんBOYNEXTDOOR界隈ってことですよね?」、「(RIWOO)BOYNEXTDOOR界隈がどれだけ盛り上がれるか確かめてみましょう」とコメントしたりと、お茶目な一面でもONEDOORの心を掴んだ。
「ONEDOORこっちにおいで?」とセンターステージに向かった『But I Like You』、LEEHANがワイングラスを持ち妖艶に踊る最後のパートが印象に残る『l i f e i s c o o l』、ステージに置かれた受話器を手に取ったTAESANから歌い始める『Call Me』、RIWOOの美声が際立つアカペラからスタートする『20』など、「KNOCK ON Vol.1」でも披露した楽曲たちは、「いつどこでどのように僕たちを観るかによって感じ方が違うと思います」と話したSUNGHOの発言を体現するように、より大きな会場でよりパワーアップしたパフォーマンス力・ボーカル力を感じられるひとときだった。
一方のSUNGHO、RIWOO、TAESANからなるユニット「上の階(宿舎で3人が上の階に住んでいることから名付けた)」はMrs. GREEN APPLEの『青と夏』をカバー。日本語で紡ぐ3人のナレーションから始まり、名札のついた制服姿でステージに登場。スタンドマイクで拳を突き上げながら歌うロックなスタイルはバンド楽曲への敬意も感じさせ、まさに今青春を謳歌するように自由自在に動き始めた彼らの姿は、ONEDOORを夏の恋にいざなった。2組のパフォーマンス後には6人が揃って互いのステージを振り返り、アカペラで再度披露する場面も。RIWOOは、JAEHYUNから「めっちゃかっこいいですよ」と絶賛され「お!昨日は『可愛い可愛い』、今日は『かっこいい』…へへありがとうございます!」と照れ笑い。JAEHYUNは「可愛いんですけどね、舞台のシルエットではかっこいいじゃないですか」、LEEHANも「ヘアも本当にかっこいい」と褒め続け、メンバー同士の魅力を分かり合っている様子を垣間見ることができた。
◆BOYNEXTDOOR、ONEDOORと約束
その後も、彼らの人気をさらに押し上げた『今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)』を皮切りに『Crying』『But Sometimes(Japanese Ver.)』『Gonna Be A Rock』と失恋ソングが続き、切なさや投げやりな気持ちなど等身大の感情が反映される。本編ラストは、僕たちが唯一無二の存在だと歌う『One and Only(Japanese Ver.)』から、まるで仲間内でフリースタイルダンスを楽しむ少年たちの日常を垣間見ているような『SKIT』を経て、自信たっぷりに魅力を放出する『Nice Guy』で締めくくった。
すぐにONEDOORからは「アンコール!アンコール!」と再登場を待ち望む歓声が沸き起こり、その期待に応えるようにグッズのボーダーTシャツをお揃いで着こなした6人が無邪気に現れる。寝転んだメンバーの上に乗っかったり、縁に座って客席とコミュニケーションを取ったり、手に持ったバラをプレゼントしたりとそれぞれ自由自在にステージ中を動き、ONEDOORとの距離を近づけていた。「別れる前にあの約束しませんか?400年一緒にいましょう」と呼びかけたファンソング『400 Years』のほか、最新曲『I Feel Good』とこの日2回目となる『今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.)』を歌ったダブルアンコールまで3時間弱に及ぶ盛りだくさんのセットリストに。JAEHYUNが「皆さんが僕たちの音楽を聞いてくれるからこそBOYNEXTDOORの音楽は僕の青春のBGMになっています。これからの398年もそのBGMが途切れないようにもっと素敵な音楽とステージで皆さんに会いに来ます」と誓い、WOONHAKが「隣にスタジアムありますか?」「味の素スタジアム行きましょう!」とさらなる大きな会場を目指していたように、日本初のアリーナ単独公演を成功させた彼らは、これからもどんどん私たちに進化した姿を見せてくれることだろう。(modelpress編集部)
◆BOYNEXTDOORセットリスト
M1 Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.) M2 Dangerous M3 But I Like You M4 l i f e i s c o o l M5 OUR M6 Call Me M7 20 M8 GOOD DAY M9 ABCDLOVE M10 Amnesia M11 Fadeaway M12 Bling-Bang-Bang-Born(Creepy Nutsカバー) M13 青と夏(Mrs. GREEN APPLEカバー) M14 今日だけ I LOVE YOU(Japanese Ver.) M15 Crying M16 But Sometimes(Japanese Ver.) M17 Gonna Be A Rock M18 One and Only(Japanese Ver.) M19-1 SKIT M19-2 Nice Guy
ENCORE M20 Serenade M21 400 Years M22 So let’s go see the stars