『あな奪』“鉄オタ伏線”回収エンド…「まさかこんな意味が!」「素晴らしすぎた」 ガチ勢は沸き立つ

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2025年06月30日 23:55  ORICON NEWS

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『あなたを奪ったその日から』第11話(最終話) (C)カンテレ
 俳優・北川景子が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(毎週月曜 後10:00)の最終回(第11話)が6月30日に放送され、物語が完結した。鉄オタをめぐる伏線を見事に回収し、視聴者の涙を誘った。

【動画】『あなたを奪ったその日から』始まった 感動…紘海&美海「本物の親子」の思い出

 今作は、11年間に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。食品事故で愛娘・灯を失った母親・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店「YUKIデリ」の社長・結城旭(大森南朋)を恨み、旭の次女・萌子を誘拐した。

 時が流れ、萌子は紘海の娘・美海(一色香澄)として育ち、中学生になった。紘海は、旭が取締役を務める会社に入社。紘海と旭が一緒に働き、それぞれの境遇・心境が浮かび上がった。そしてついに、旭が隠していた11年前の事故の真相、紘海が犯した誘拐が明るみになった。

※最終回ネタバレ

 “萌子”として結城家に戻った美海は、ある日、手紙をしたためて家を出た。向かったのは、長野の「姨捨駅」だった。

 美海は、物心つく前から鉄道が大好きとして描かれてきた。「平良木線のキーホルダー」を大切にカバンにつけ、三脚を立てて列車を撮る。初恋の相手も駅員。そして、母・紘海と一緒に行きたかったのは、鉄オタの聖地と呼ばれる「姨捨駅」だった。

 同駅には、急こう配を列車が上がっていくための「スイッチバック」と呼ばれる方式がある。

 美海は幼い頃、おもちゃの列車の「スイッチバックごっこ」で遊んでもらった記憶がうっすらとあった。それは、旭との思い出だった。そして、旭が運営するスーパーマーケットにつけた名前も「スイッチバック」だった。また、「姨捨山の伝説」など、あらゆる思いがここに表れ、涙を誘った。

 視聴者はSNSを通じて「姨捨、まさかこんな伏線だったとは…」「スイッチバックにまさかこんな意味が!」「スイッチバックの回収が素晴らしすぎた」と感嘆。また、ガチの鉄オタ視聴者は沸き立った。

 「人生のスイッチバックって大切なんだな…」「人と人、親と子も、ジグザクや勾配の昇り降りを繰り返しながら絆を深めていくんだな、スイッチバックのように」「私も姨捨駅に行ってみたい」など、多数の感想が寄せられている。


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