2025年F1第11戦オーストリアGP 6番グリッドからスタートしたリアム・ローソン(レーシングブルズ) 2025年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはリアム・ローソン(レーシングブルズ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、エステバン・オコン(ハース)だ。
■エステバン・オコン(マネーグラム・ハースF1チーム)決勝=10位(69周/70周)17番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
「とてもハッピーだ。予選の位置から見れば、チーム全体で素晴らしい巻き返しを果たせたといえる。慰めとして1ポイント獲得できた。僕たちのマシンのレースパフォーマンスがとても優れていることの表れだから、大きな意味があるよ」
「予選ではもう少しだけパフォーマンスを引き出す必要がある。でも、とても堅実で信頼性が高かったから、その点についてチームに感謝したい。そうして終盤に良いポジションを走ることができたんだ」
「今日はタフなレースだった。僕はそういうレースが好きだけど、少しタフすぎたかもしれない。多くを失っていた可能性もあったからね。今日はこの1ポイントに満足すべきだ」
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ステークF1チーム・キック・ザウバー)決勝=9位(69周/70周)20番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアム
「3戦連続でポイントを獲得できて、最高の気分だよ。特に昨日の厳しい予選を経ての結果だからなおさらだ」
「僕たちは今日、堅実なレースを遂行した。アグレッシブな戦略を採り、最初のピットストップを早めに行い、タイヤを持たせながらも力強いペースを維持して走ることができた。それが功を奏したんだ」
「僕は常に自分たちのレースペースに自信を持っていた。今日はチャンスを最大限に生かすことができたと思う。バルセロナ以降、マシンのバランスは改善され、パフォーマンスもより一貫して引き出せるようになってきた。それは大きな励みになっている」
「異なる特性のレイアウトを持つ3つのサーキットにおいて、連続して良好なパフォーマンスを発揮した。今回のダブル入賞は、素晴らしい結果だ。そして、ガブリエルがF1での初ポイントを獲得したことを本当にうれしく思うよ。心から祝福したい。まさに相応しい結果だ」
「さらに6ポイントを積み重ね、チームは喜びに包まれ、勢いも得ている。この調子を維持していきたいね」
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)決勝=8位(69周/70周)8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
「なんというレースだ! F1で初めてのポイントを獲得できたことに興奮しているし、同時にチームとしてダブル入賞を達成できたこともうれしい。スタートからフィニッシュまでとても激しい展開の、素晴らしいレースだった。今日チーム一丸となって成し遂げたことを本当に誇りに思っている」
「ペースは力強く、戦略も完璧にはまり、チーム全体が素晴らしい仕事をした。週末を通してすべてを正しく組み立て、あらゆる瞬間で集中を切らさず、ついに初ポイントを獲得するに至った。これは、僕たちがいかに進歩を遂げ、すべてが噛み合えば何ができるかの証明だ」
「でも、これはまだ始まりに過ぎない。僕は、ここからさらにプッシュし続け、改善を重ね、より大きな結果を目指していく」
「レース終盤のフェルナンドとのバトルは楽しかった。彼は手強かったよ!」
「今日の主役はチーム全体であり、この重要な一歩を共に踏み出せたことに意義がある」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)決勝=7位(69周/70周)11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「11番グリッドからスタートして、7位でフィニッシュできたことに、本当に満足している。僕たちの1ストップ戦略はとてもよく機能した。今朝は気温の高さを考えると、その戦略に確信が持てなかったが、結果的に成功した。チームは正しい判断を下したのだ」
「レースを通してDRSを活用できたし、終盤には少し運もあった。もう1周長かったら厳しかっただろう」
「困難な週末を良い成績で締めくくることができてうれしい。このチームが勝利を求める気持ちを持っていることは明らかだ。この勢いを来週のシルバーストンに持ち込もう」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)決勝=6位(70周/70周)6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「素晴らしい週末だった、すべてをうまくやり切ることができて良い気分だ。ここまでのシーズンは困難が多かったけれど、ポテンシャルは常にあった。今回のレースでは、重要な場面でスピードを発揮し、それを最後まで維持することができた」
「オープニングラップの後、自分のレースは終わったかもしれないと思ったが、チームは勇気ある決断で1ストップ戦略を選択し、それが完璧に奏功した」
「舞台裏で信じられないほどの努力を続けてくれているチームに最大限の称賛を送りたい。心から誇らしい。マシンは週末を通して本当に速くて、常に微調整を重ねることで、より快適な状態に近づけていった。今の目標は、この勢いをシーズン最後まで維持し続けることだ。ポジティブな要素を生かし、戦い続け、ポイントを積み重ねていきたい」
[オートスポーツweb 2025年07月01日]