石丸伸二氏「再生の道」の公約を教育にしたワケ「ハレーション生むかも…民度というものが」

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2025年07月01日 18:09  日刊スポーツ

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会見に出席する石丸伸二氏

前広島県安芸高田市長で地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏(42)が1日、都内で会見を行い、参院選(7月3日公示、同20日投開票)の公認候補者10人と公約を発表した。


石丸氏は「難しい勝負を挑んでるのは百も承知です」と語った上で公約は「教育の質を高め、国民の能力を向上させる」と宣言。3つの柱「教育人材の強化」「教育内容の充実」「教育環境の整備」を掲げた。


石丸氏は京大卒業後、三菱東京UFJ銀行に入行。為替アナリストとして米ニューヨークに滞在経験もあり、いわゆる経済のプロ。記者から公約について「経済ではなく、なぜ教育?」と聞かれ、石丸氏は「それはすべての礎は人だからです」と答えた。


続けて「ほとんどの国民はそう認識してるんじゃないかな?」と投げかけた上で「経済政策はやたらと出てきます。それを求める国民の声も分かりますし、そこに終始していては、未来を展望できなくなっている危機感がある。故に普段なかなか意識が向かないかもしれないけど、国民の関心の順位で教育ってだいたい下位なんですよね」と説明。


そして「今だと物価高とコメとか減税。より具体的で大人にとって身近なものに集中してしまうんです。それはそれで大事なんですが、それを言い続けると、本当に大事なものが弱まってきてしまう」と指摘。


さらに「なので、それでも言わないといけない。区民に知ってもらいたいと。私たち、教育受けてきましたよね。その教育の成果があって、今の日本国は豊なんですよね。安全、安心、清潔なのは、これ、ハレーションを生むかもしれないですが」と言って一個呼吸し「いわゆる民度というものがあると思います」と持論を展開した。


続けて「天から降ってきたものではなくて、教育によって培われたものの、培われたもの、だと思いますので。改めて、教育の重要性を世に示しておく必要がある」と主張した。


東京選挙区では吉田綾氏(40)が立候補。比例選挙区では元沖縄県豊見城市長の宜保晴毅氏(57)ら9人を擁立。出馬させる目的については「教育への投資を優先し、持続可能な社会を構築する」を掲げた。目標については「今年7月の参院選を経て国政政党の要件を満たす」とした上で、2期12年を上限とした。

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