漫才コンビ若井ぼん・はやとの若井ぼん(80)が1日、大阪・関西万博会場で行われた「インターナショナル レゲエデーイベント」に、自称日本最高齢レゲエアーティストのジェームス・ボンとして出演した。
ぼんは1984年、音楽フェスティバル「レゲエ・サンスプラッシュ」に出演し、河内音頭とレゲエを融合させた音楽で大ウケ。その後も音楽だけでなく、レゲエと笑いを融合させたレゲエ漫談にも取り組んできた。その功績が認められ(?)、豪華レゲエアーティストが多数出演するこの日のイベントに出演した。
イベント会場が大行列のできるアメリカ館、フランス館の目の前の「ポップアップステージ 東内」という幸運(?)もあって、レゲエ好きの観客だけでなく、行列待ちの来場者も多数見つめる中、新曲「ありがとう」を含む4曲とハーモニカパフォーマンスを披露。猛暑の中、経口補水液でチャージしながら、「大谷翔平選手は大活躍。今年も賞をもらうと思います。私も花粉症、夏は熱中症をもらってます」となどと芸人らしく、きっちり笑いも持っていった。
イベント終了後は、ドレッドヘアーの“ヅラ”を取り、「気持ちよかったですね」と笑顔で汗を拭うと、「日本とジャマイカ、世界の皆さんの架け橋になれた。こんなありがたいことはない」
自称日本最高齢レゲエアーティストだが、目標は「大村崑さんや浜村淳さんを超えて、関西最高齢芸能人を目指したい。2人には負けない。100歳まで頑張る」と目標は尽きない。
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各地の高齢者施設を回って、レゲエや漫談レゲエを振る舞っており、「日本が戦後、頑張ってこられたのは今の高齢者が苦労してくれはったから。高齢者の人に笑ってもらいたい。笑うのは若さの秘訣(ひけつ)。これからも回りたいから、スポンサーさん付いてください」と訴えていた。
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