MBS (C)ORICON NewS inc. 大阪・MBS(毎日放送)の辻沙穂里アナウンサー(31)が6月30日、同局ラジオ『コトノハ』(毎週月曜 後9:30〜)に出演し、同日付での退社を発表した。
【写真】幸せそうな笑顔…夫と2ショットを公開したウエディングドレス姿の辻沙穂里アナ この日、同期入社の三ツ廣政輝アナと出演した辻アナは「お久しぶりです」とあいさつ。三ツ廣アナから「いつぶりですか?」と聞かれると「マイクの前に座るのは2年以上前だったと思います」と明かした。そして三ツ廣アナが「「辻アナウンサーは今月、6月30日をもってMBSを退社することになりました。MBSアナウンサーとしては、きょうが最後の出演。同期2人でこれまでを振り返ってまいります」と報告した。
入社から8年目の実感について辻アナは「子どもがいま2人いて、2歳と4歳で。産休・育休取ったりしたので。”三ツ廣アナがもう8年?”と思って。同期だけど、ちょっと私、驚いちゃって」「もうベテランじゃない!」とびっくり。三ツ廣アナから「さっき言われたんですけど。いや、あなたも8年目ですよ」とツッコまれていた。
また現在は、夫であるプロ野球・中日ドラゴンズの山本泰寛と子ども2人と名古屋で暮らしていると言う。山本選手が阪神から中日に移籍するのに伴い、名古屋に引っ越すことになった際に、会社には退社の相談をしたと打ち明け「『退路を断って、旦那さんを支えるのも支え方のひとつだけど、いざとなったら私自身が働くこともできるっていうのを見せるのも支え方のひとつだから、いまここで急いで退社を決めずに1年間、名古屋に付いていって支えてもいいんじゃない?』っていうのをすごく親身に話してもらって。それで背中を押してもらって、名古屋から大阪に通えないか、いろいろ調整して、この春から復帰するつもりでいたんですけど」と振り返りつつ、実際には難しい部分もあり「4月の間、試運転してみて、“これは会社に迷惑をかけるだけじゃないか”っていうふうに考えて、退社を決断しました」と説明した。
番組の最後、三ツ廣アナは「次の人生に向けて、新たなスタートを切っていくということで、心の底から応援して送り出したいと思います」とエールを送った。辻アナは「今後はMBSアナウンサーではなくなりますが、名古屋で1日でも長く生活できるように、私にできることを頑張っていこうと思っていますので、皆さんもお元気でいてください。きょうまでありがとうございました」と結んだ。
辻アナは1994年5月17日生まれ、東京都出身。慶應義塾大学出身で2018年にMBSに入社。MBSテレビ『痛快!明石家電視台』のアシスタントを務めた。2020年9月に自身のインスタグラムで当時阪神の山本との結婚と妊娠を報告。翌年には男児の出産を発表した。